散髪は訪問看護やデイサービスでもNG行為!母の9年間の散髪事情と自宅での散髪方法




こんにちは、昨年10月にお世話になっていた訪問入浴業者が廃業されることになって、その余波をモロに受けているシンイチです。

母が外出できなくなってから、たまたま美容院も経営していた訪問入浴業者に、入浴スタッフとは別に自宅に出張してもらって散髪をお願いしていました。

なので、廃業されると困るのですが、こればかりは致し方ありません。

これまで、母の身体の状態に合わせて美容院も替えてきましたが、これが最終形だと思っていただけに嬉しくない誤算です。

我が家のように、在宅介護をされている人の中には、散髪の問題を抱えておられる人もいると思いますので、今回は僕が経験してきた母の散髪事情をお話したいと思います。

 

 在宅で外出が困難になったとき散髪はどうする!?

昔、母の散髪に困って色々調べたことがあります。

ちなみに散髪は、訪問看護やデイサービスでは禁止行為です。

なので、在宅介護の場合、散髪するには美容院に連れて行くかご家族が散髪するしかありません。

中には、介護施設に出張する美容院もあるので、問い合わせてみるのも一考です。

今回は、散髪してもらえる当てがなかったので、さあ、どうしようということになって、ついに僕がカットをすることにしました。

髪の毛を切らなくても死にはしませんが、放っておくこともできないので以外と切実な問題です。

 

入院中の病室でも散髪は可能

母は2度、入院中の病室で散髪をしてもらっています。

それぞれ異なる病院でしたが、看護師さんに散髪を問い合わせると病院に出入りしている出張サービスに申し込んでくれます。

カットは病室の出入り口付近にある洗面所で、車いすに乗った状態で行いますので、個室でなくても4人部屋などの相部屋で大丈夫です。

また、来た時と同じ状態に後片付けしてくれますし、必要なものは先方ですべて準備してくれます。

なので、こちらで準備するものは特にありませんが、強いて言うならお代金くらいでしょうか。

2度目は平日でしたので、僕は仕事で付き添いは出来ませんでした。

その時は、お代金を封筒に入れて看護師さんにお願いすることができましたので、ご家族不在でも大丈夫かと思います。

ただお金のやり取りは、病院によって不可もあり得ますので看護師さんにご確認ください。

少し驚いたのは、廊下を行き交う患者さんの御家族の反応です。

母を散髪している光景を見て、何人もの方が「うちもお願いします」と依頼されていました。

皆さんも、僕と同じように結構お困りなんだと思ったものです。

 

母の状態に合わせて美容院を2度変更

「これから母の散髪どうしたらいいの?」

この思いが一番強かったのが、母が、要介護になった9年前のことです。

母を取り巻く環境が一変して、やらなければならないことがすべて僕に降りかかってきているのに相談する人もいなかったからだと思います。

それに、母がこれまで、どこの美容院に行っていたのかも僕は知りませんでした。

本人に聞いても分かりませんし、後回しにしてしばらく放置していたのですが、さすがに髪の毛が伸びて限界だなと思う頃、予約なしの近所の大衆美容院に行っています。

当時、母の身体の状態は、目と右手のマヒの不自由はありましたが、歩行は普通に歩いていました。

ただ、手を取って移動しなければならなかったので、店員さんにはずいぶん助けてもらいながらカットをしていただいていたのを覚えています。

その後、母の足がおぼつかなくなって、人が多い大衆美容院では、これ以上迷惑はかけられないと思い予約制の個人の美容院に替わりました。

さらに歩行が困難になったとき、お店の入り口に階段のない、歩行器でも受け入れてくれるお店をケアマネに紹介していただいています。

 

散髪バサミを購入!僕が散髪をすることに

母の散髪をするのは、今回が3度目で、この数か月の間に2回しています。

 

過去2回は、僕が若かりし頃、髪の毛がフサフサあった20代にセルフメンテ用に使っていたすきバサミで散髪しました。

安物のうえに古いせいもあり、切れ味が悪かったです。

 

 

 

髪に引っ掛かるたびに、母が痛がっていましたので、家で散髪するならハサミは重要だと思い、先日ネットで購入しました。

富士山シザー「日本製」

使い方の説明と1年間の保証がついています。

 

価格は6.800円。

2回分の散髪をすればお釣が来ると思い、ちょっと奮発して購入したのですが、実際に使ってみて、これはアタリです。

1.000円のものとは、切れ味が全然違います。

それに、手に馴染んで切りやすいです。

 

しかし、新品なので、よく切れて当たり前なのかもしれません。

評価するのは、もう少し使ってからですね。まだ早いです。

 

自宅での散髪方法

最初に。

あくまでも素人の散髪です。

ちゃんとしたカットは、僕にはできません。

母も、自分の姿も見えなし、髪の毛が短くなればそれでいいと言ってくれています。

 

散髪するのに準備するもの

髪の毛が服や枕に付着すると取るのが大変なので、散髪をするときは後始末のことを想定してから行ってください。

出来れば、入浴前に散髪するのが一番だと思います。

用意するもの

レインコート(安価なもので十分)

スーパーのビニール袋

コロコロローラー(ガムテープ)

新聞紙

掃除機

 

レインコートがあれば、体をおおい被せることができるので便利です。

素材がナイロンだと、髪は引っ付かないのでお手入れも楽にできます。

うちには、レインコートが無かったので、ビニールエプロンで代用しました。

ビニールエプロンは、100均で売っています。

このとき、注意していただきたいのが、エプロンでカバーできない箇所、首回りにタオルを巻きつけることはNGです。

僕の失敗談ですが、タオルにくっ付いた髪の毛を取り除くのは大変でした。

代わりにスーパーのビニール袋で保護するのが良いかと思います。

あと、リビングなどの板間に新聞紙を広げて、その上に車いすを移動すれば、髪の毛が落ちても後片付けが楽にできます。

 

初心者の散髪

素人なので、すきバサミで適当にすいているだけです。

まんべんなくすいただけで、随分軽くなります。

注意していることは、全体のバランスと切り過ぎない、この2点だけです。

 

カットのビフォーアフタです。

寝ている時間が長いので、寝癖が取れません(笑)

 

すきバサミで、すき過ぎると毛量が少なくなるだけでなく全体の長さまで短くなってしまうので、もうちょっと切ろうかなと思うところで止めておいた方が無難だと思います。

幸い、購入したすきバサミは、よく切れるうえに1カットでちょうど良い量の髪の毛をすいてくれるので、初心者でも安心です。

 

寝たきりの場合の散髪

ネットで調べていると、病院や介護施設を専門にしている出張サービスで、各ご自宅にも対応しているところもあります。

ただ、1人だと交通費など別途かかって割高感が否めませんが、寝たきりの状態でも対応できるようです。

自宅でも、ひとりが頭を持ち上げて2人がかりなら散髪は可能だと思います。

いずれにせよ、今は車いすでカットしていますが、この先ベッド上での散髪も考えておかなければなりません。

 

在宅でシャンプーをする方法

昨年、母が右腕を骨折したとき、訪問看護師に清拭(せいしき)をしていただいていたので、寝たきりでも自宅でシャンプーすることは可能です。

このとき、僕も訪問看護師の助手で何度も行っているので、1人でも出来ると思います。

 

まあ、訪問看護さんに任せることができるので、在宅シャンプーは問題ないでしょう。

 

 身なりを整えることの重要性/まとめ

これから暑くなってきますし、母は週1回の入浴なので、髪の毛が長いままだと衛生的にも良くないです。

それに、カットすると気分転換にもなると思います。

特に、母のようにふさぎやすい人は、ショートカットにすると、気持ちもスッキリするのではないでしょうか。

ただ、切り過ぎてベリーショートにならないように気をつけましょう

まさか、母の散髪をすることになるとは夢にも思いませんでしたが、喜んでくれているようにも思えるので良かったと思っています。

 

 

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ABOUT US

シンイチ
20年間、犬馬車のように結構まじめに働いてきた40代の元リーマン。 長らく会社勤めと在宅介護で消耗しきって、あえなく2年前に介護離職してしまいました。 介護は、それぞれの御家族にそれぞれの事情があります。 現代の社会問題に、このプログを通じて1人でもお役に立てれば嬉しいです。 長年、在宅介護をしている僕だからこそ、あなたに伝えたいメッセージがあります。