母の貯金は10年で枯渇寸前!高齢者の闘病や介護の長期化がもたらすお金の破綻




こんにちは、親孝行中のシンイチです。

これまで、親不孝をしてきたのでその埋め合わせをしています。

 

母が要介護になって、すべての管理ができなくなった9年前、あと2~3年で底がつきそうな預金通帳を初めて見たとき、寒気がして怖くなったのを覚えています。

ゆるい金銭感覚を自覚している僕でも、このときばかりは財布のヒモが縮んでギュッと固くなったのが自分で分かりましたw

年金生活の高齢者は、我が家のように蓄えを切り崩しながら生活されている人も多いのではないでしょうか。

とは言え、節約するといっても生活の質を落とすのはなかなか大変なことです。

しかも、もともと質素な生活を心がけている人ならなおさら、改善しようがありません。

闘病や介護生活が長くなると、生活費に加え諸々の出費にだんだんとやり繰りが苦しくなってしまいます。

今回は、同じような金銭面の悩みをお持ちの方に、僕がこれまでに行ってきたことや、振り返ってあのときこうしておけば良かったと思う反省点をまとめておこうと思います。

 

要介護になる9年前まで。貯蓄の目減りを加速させた2つの原因

預金通帳を見れば一目瞭然ですが、母の金銭感覚は普通ですし物欲も全くありません。

それどころか、生真面目で心配性な母らしく長年コツコツ貯蓄をしていました。

それが、結果だけみると、闘病生活になってわずか10年足らずで底が尽きるジリ貧状態なのですから厳しい限りです。

原因は、諸々ありますが大きく2つあります。

1つは、医療費がかさんでいたこと。

2つ目は、補助金制度を知らずに受給漏れしていたことです。

 

医療費は、要介護になるまでに、すでに10年以上の闘病生活を送っていたので、それなりに医療費はかさんでいました。

受給漏れに関しては、ストーマ装具の補助金制度が途中できていたことを知らなかったという痛恨のミスを犯しています。

さすがに、これには参りました。

5年前までの約11年間受給していなかったので、単純計算でも金額にして110万円ほどの受給漏れしていたことになります。

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9年前に節約を心がける生活にシフト

30歳前後まで、僕自身に借金がありましたが返済後は普通に貯蓄をしていました。

それでも給与の半分は、小遣いという何ともお恥ずかしい生活をしています。

当時は携帯の通話料も青天井状態で1万5.000を超え、時には2万円近くなっていたこともありました。

それに、自宅でパソコンを使う時間も無いのに、長年プロバイダー料を惰性で払い続けている浪費ぶりです。

ダメ押しは、朝・昼・晩ほぼ外食に加え夜の外のみで支出が膨らむという、典型的なメタボ会計でした。

厄介なことに、僕のストレス解消がお酒で、外のみは生活習慣病の域だったと思います。

ここでの出費は、立場上おごったりしていたので大きかったです。なので、まず夜の付き合いを減らすことから始めました。

自分で言うのもおかしいのですが、母親の預金通帳がよほど刺激的だったのだと思います。

全く行かなくなった訳ではありませんが、外のみは劇的に減りました。

携帯とプロバイダーも見直して、安いプランや安いプロバイダーに乗り換えています。

朝と夜もできるだけ外食せずに、自宅で食べるようにしました。

とは言え、僕の節約はここまでです。

食費や光熱費を切り詰めるスベは、僕にはありません。

 

医療費の助成など制度を活用して支出を抑える

介護サービスは、ケアマネが管理しているので介護保険の適用漏れはありえませんが、健康保険の医療費などは、それぞれ個人が申請しないと、その恩恵を受けることができません。

なので、僕が節約と同時にしなければならなかったことは、在宅介護で出て行く出費を抑えることができるかどうかを調べることでした。

本当は、母が要介護になった9年前にすべきことだったのですが、実際に僕が調べ出したのは介護離職した2年前からです。

日々の忙しさにかまけて、先延ばしにしてしまった訳ですが、調べてみると受給漏れの金額はかなりのものです。

こんな制度あるなんて、教えてくれないと分からないよー。

って叫びたいですが、こればかりは致し方ありません。

自己責任です。

 

身体障害者手帳で医療費の支出を抑える

とりわけ身体障害者手帳は、医療費の維持費が大きくのしかかる我が家にとっては、病院の受診や薬代の自己負担額を助成してくれるので本当にありがたい制度です。

1級を取得したのは5年前ですが、ちゃんと調べてさえいれば9年前に取得できていたかもしれません。

仮に、9年前に再申請して3級だったとしても、後期高齢者医療制度の適用で医療費の自己負担が2割から1割になっていたと思います。

 

後期高齢者医療制度とは、75歳以上の方及び65歳以上で一定の障がいのある方が対象の医療保険制度です。

長年、母は身体障害者手帳4級で、さして使用することなく手帳を所持していただけでした。

僕自身、身体障害者手帳の重要性について知らなかったことが一番の原因ですが、最初に見直しをしなければならなかったと後悔しています。

 

制度のことや医療費や生活費の心配は専門家に相談しよう/まとめ

僕が、ストーマ装具の補助制度と身体障害者手帳をちゃんと調べて申請していれば、母の預金通帳の残額もかなり変わっていたと思いますが後の祭りです。

ただ、知っていて調べなくては、なかなか制度のことは分からないと思います。

僕の経験ですが、長年分からずじまいだったことでも、聞く人に聞けばあっさり教えてくれるものです。

やはり、病院の中にある福祉相談室の医療ソーシャルワーカーやお住いの地域包括支援センターに相談するのが確実だと思います。

 

最後にオチではありませんが、母の貯蓄が枯渇寸前になっていた最大の原因は、僕にあります。

僕は、実家暮らしに関わらず家に月々3万円しか入れていなかった愚かものです。

しかも、その3万円も借金返済後の30歳を超えてからでした。

父親も、年金暮らしになってからは、母には一切お金を渡していません。

当然、母の年金だけでは、生活費や諸々の物入り、それに自分の医療費を支払わなければならないのですから貯蓄を切り崩すしかありません。

悪いのは、すべて僕と父親です。

「少し考えたら分かるだろ」と、お叱りを受けそうですが、母がお金について何も言わなかったので全く気づきませんでした。

母の力になれず、長年ひもじい思いをさせたと猛省しています。

 

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ABOUT US

シンイチ
20年間、犬馬車のように結構まじめに働いてきた40代の元リーマン。 長らく会社勤めと在宅介護で消耗しきって、あえなく2年前に介護離職してしまいました。 介護は、それぞれの御家族にそれぞれの事情があります。 現代の社会問題に、このプログを通じて1人でもお役に立てれば嬉しいです。 長年、在宅介護をしている僕だからこそ、あなたに伝えたいメッセージがあります。