こんにちは、シンイチです。
年末年始に、29kgまで減った母の体重がようやく32kgまで回復しました。
一方で、昨年5月末に骨折した右腕は、今なお装具をつけたままです。
おそらく、母の右ひじはもう動かないと思います。
1年近く、腕をくの字に固定していますし、この先いつまで装具を付け続けなくてはならないのかも分かりません。
現在は、骨粗しょう症に苦しめられていますが、改善が見込めないという意味で先行きが思いやられます。
そんな中でも、良い兆しもありましたので、この半年の状況の変化や気づいたことを書いていきたいと思います。
体重は一時最軽量の29kg
昨年10月に、今までお世話になっていた訪問入浴サービス業者が廃業してしまったので、業者が替わりました。
今のところは、1ヶ月に1度体重を計ってくれます。
これまでは、家にある体重計で、衣類を着たまま母を抱きかかえて計っていたのですが、2人の合計体重から、僕の体重を差し引いていたので正確では無かったと思います。
今は、入浴前に裸の状態で体重測定を行ってくれるので、ちゃんとした数字が欲しかった僕としては、このサービスは本当に嬉しいです。
この入浴業者が替わった昨年10月に、33kg弱だった体重が減り出して、年明けには29kgになってしまいました。
ちょっとまずいということになって、在宅医がエルネオパ(栄養剤)を週1から2回に増やしています。
その効果もあって、今では32kgまで戻りました。
在宅医からは、体力のことも考えて34kgは欲しいと言われていますが、あばらが見えなくなっただけでも一安心です。
体重チェックは、30kgそこそこの母の健康のバロメーターにもなっています。
1kgの増減でも、注意していただけにちゃんと記録がとれて処置していただけることに感謝です。
骨粗しょう症は厄介すぎる病気
ここ最近の、整形医との会話です。
いつまで、装具で固定しないといけないのですか? これじゃ、例え骨がくっ付いても右腕は動かなくなってしまいますよ。 何か方法ないのですか?
いつ行っても、こんな感じの会話をしています。
母は、上腕骨(じょうわんこつ)の真ん中付近で骨が折れているのですが、骨折直後の検査で肘や手首は可動していたので、骨折による神経の損傷はありませんでした。
しかし、今では右手首も硬くなってほとんど動かなくなっているのですから、手だてがない整形医の対応に苛立ちが募るばかりです。
実は、この状況、右足と全く同じパターンです。
母が大腿骨骨折をして、この7月で3年になりますが、今でも右足は負荷をかけられず絶対安静と言われています。
理由は、右腕と同じです。
フォルティオという骨粗しょう症の薬を丸2年毎日投与しましたが、実際どのくらい改善したのかは目に見えて分かりません。
レントゲンや3Dも定期的に撮って診てもらっていますが、状態は芳しくないと言われています。
右足のときは、ひどい激痛が無くなるだけでも良しとしてあきらめざるを得ませんでしたが、結局使わなくなった左足も衰えてダメになってしまっただけに、本当に方法が無いのかと言いたいです。
僕としては、骨折を治して欲しいだけなのですが、治らないのですからどうしようもありません。
母が、大腿骨を骨折する3年前までは、ノーマークだった骨粗しょう症に、ここまで尾引いて苦しめられるとは思いもよりませんでした。
記事を取得できませんでした。記事IDをご確認ください。
この半年で下の世話の負担は軽減
1週間前の夜中、ストーマ装具のパウチが破断して、ウンコまみれになって交換作業をしていました。
昔は、よくあった光景ですが、今では滅多にありません。
ほんと久しぶりです。
原因も把握しています。
僕が、350mlの缶ビール2本で寝入ってしまい、0時のチェックを怠ったまさかの人災です。
会社勤めをしていた頃より、飲酒量は格段に減ってはいましたが、たった2本で不覚を取るとは自分でもビックリしています。
2時半過ぎにチェックすると、オムツからパジャマまで、すべてアウトです。
一瞬で眠気も酔いも覚めました(笑)
ストーマ装具の管理は、僕が介護離職をした2年前、母が半年の入院から退院して2~3ヶ月は皮膚の状態が悪く、大変でしたがその後は落ち着いています。
マメにパウチの便を出さなければなりませんが、便が出ないと腸閉塞の心配をしなければならないので、出てホッとする自分がいます(笑)
この半年で軽減したのは、尿の方です。
夜中の尿モレ、特にエルネオパ(栄養剤)を点滴している日は、尿量が増えるので悩みの種でしたが、こちらも今のところ上手く行っています。
僕がしている尿対策は、こちらの記事に書いていますので合せて読んでくだされば幸いです。
記事を取得できませんでした。記事IDをご確認ください。
無事冬を越せただけでもラッキー/まとめ

母の身体は、足に続き右腕も機能を停止しようとしています。
出来るだけ自立度を保ちたいと思っている僕としては、後退する一途を辿る身体を維持する難しさを、感じずにはいられません。
入院すると、体力・気力とも一気に落ちてしまうだけに、腸閉塞など入院するきっかけを作らないように食事には気をつけてはいますが、いろいろ難しいものですね。
何はともあれ、母にとって鬼門の冬を入院することなく越せたことを良しとします。