介助するのに便利な介護用品24選!在宅介護に便利なアイテムを厳選




今回は、介護グッズがテーマ!

これまで介護をしてきて便利だと思ったモノや、母親が快適に過ごせるようになったアイテムを厳選しましたので参考にしてみてください。

 

100均で手に入る介護グッズ

一般の日用品よりも、価格が高いのが介護用品です。

費用を抑えるためにも、まず100均で手に入るものをチェックしておきましょう。

 

うがい受け

うがい受けは、洗面器だと大きいです。

それに、こぼれ易いでので、このサイズ・形がちょうどいいですね。

病院でも、これと同じうがい受けをよく見かけます。

ちょっと顔を拭いたりするのに、この容器にお湯をためて手ぬぐいを絞ったりするのにも便利です。

 

吸い飲み

寝たままの状態でも、水分を摂取させることができます。

注意点は、容器を傾けると一気に口に流れ込むこと。

高齢者に使用するときは、誤嚥に気を付けてあげてください。

 

ピルケース

このケースは、1週間分の薬の保管が可能です。

まとめて作りおきしておくことで、時短にもなります。

余談ですが、女子ならピアスやネックレスなどアクセサリーの管理にも便利ですね。

 

入れ歯ケース

毎日、これに洗浄剤を入れてケアしています。

入れ歯をゆずいだ後、水切りができるので便利です。

画像は100均ではありませんが、同じ用途のものが売っているので確認してみてください。

  

ストロー付きコップ

落としても割れないので、入院グッズとしても活躍しています。

また、傾けてもこぼれないのもいいですね。

100均だと、たとえ紛失しても心理的にダメージが少なくて済みます。

こちらの画像も100均ではありませんが、同じ用途のものが売っています。

 

おしりふき

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最近は、おしりの洗浄をよくサボってウエットタオルで済ませています。

母親は、人工肛門なのでうんちの汚れを拭わなくて済むからですが、この手のウエットタオルでも清潔にできます。

 

クッション

体位変換、床ずれ防止、車いすの背もたれに挟んで!

クッションは、介護のいろんな場面で活躍します。

我が家は、使わなくなったクッションや枕を再利用していますが、手元に手ごろなクッションがないときは100均や300均で用途に合わせて探してみましょう。

 

母は、膝が曲がってしまっているので膝の下に低反発枕を。

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また、車いすのステップに足が届かないので、だら~んとならないように枕で支えています。

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クッションは、背中に差し込んで姿勢を調整するのに便利です。

使い古したふらふらのクッションが、いいんですよね。

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安全・健康対策グッズ

体温計・血圧計

在宅介護で、備えておきたいのが体温計と血圧計。

不調のサインを見逃さないためにも、無くてはならない物です。

今は必要なっくても、いざというときのために備えておいた方が良いでしょう。

せっかく準備してあっても「電池が切れてしまっている!」なんてオチがないように!

 

冷却シート

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発熱時に、冷却シートがおすすめ。

熱そのものを下げる効果はないですが、ひんやりして気持ちが良いだけでもアリかと。

お肌に優しいので、高齢者にも安心してお使いいただけます。

 

転倒予防シューズ

転倒がきっかけで、寝たきりになることだけは避けたいところ。

しかし、高齢者は足がおぼつかなくなり何かと不安定です。

転倒予防に配慮したシューズがあるので、検討してあげてください。

 

ワイヤレスコールボタン

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家庭用ナースコールがあると、押すだけで家族に知らせてくれるので便利なグッズです。

我が家のものは、購入して8年ほど経ちますが今も現役で重宝しています。

送信機が2つあって、母が歩行していた頃はベッドとトイレの2か所に取り付けてありました。

お風呂に置いてもいいと思います。

 

入浴補助用具

シャワーチェア、バスボード、浴槽台の3点セット。

入浴介助に使っていたものですが、どれ一つ欠けても入浴させられなかったと思うのでかなり助けられた器具です。

介護保険で購入すれば、1割(もしくは2~3割)負担で安く手に入れることができます。

購入するときは、必ずケアマネジャーに確認してください。

 

清潔保持お助けグッズ

介護用エプロン

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食事のとき、衣服を汚さないようにするための必需品。

散髪する時も、この介護用エプロンを使っています。

100均でもありますが、素材はビニールのぺらんぺらんで、あくまでも使い捨てです。

在宅で使うなら、お手入れができて長く使えるものをおすすめします。

 

ウエットタオル

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食べこぼしなど、身の回りを清潔に保つためにに使えるだけでなく手指の洗浄にも使っています。

まあ、ちょっと拭くのにウエットタオルは便利ですね。

 

介護用防水シート

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尿漏れしてしまっても、しっかり水分を受け止めてくれる介護用防水シート。

ちょっと分かりにくい画像ですが、ベッドの中央に敷いてあるピンクのシートです。

確か、こちらは1.000円くらいだったと思います。

汚れたら、ポイと洗濯機に放り込むだけで繰り返し使えるので便利です。

右の画像は、100均の使い捨てシーツ。

我が家は、母が腸閉塞の予兆があるとき嘔吐(おうと)対策で備蓄しています。

 

蓋つきゴミ箱

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使用済み紙おむつの臭いに、困っている人も多いのでは?

夏だと、数日ためておくだけでも悪臭がしてダメなんですよね。

我が家は、ふたが付いたゴミ箱で対策しています。

ふたがあれば、ある程度の臭いを閉じ込めておくことが可能です。

うちの自治体は、透明袋なら紙おむつOKなので、ゴミ箱に袋をセットしてそのままゴミ出ししています。

 

散髪はさみ

理容ハサミがあれば、ちょっと髪の毛を切るときに便利です。

僕は、これでガッツリ散髪していますが、すきばさみがあれば何とかなりそうです。

自宅での散髪については、こちらの記事に記載しています。

 

 

寒さ対策アイテム

簡易カイロ

左はレンジ温めるタイプ、右は電気カイロです。

この手の簡易カイロは、繰り返し使えるので重宝します。

繰り返し使えるカイロを購入するポイントは、ズバリ重さ。

レンジタイプは1.2kg、右の電気カイロは800gなのですが、軽い方が膝に乗せたりできるので使い勝手が良いです。

 

羽毛布団・羽毛布団カバー

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羽毛布団は、軽くて暖かいので高齢者に優しい寝具だと言っていいでしょう。

その他にも、通気性、吸湿性、保温性に優れています。

1つ難があるとすれば、丸洗いが容易でないこと。

介護は、汚れが付きものです。

洗濯して清潔さを保つためにも、「羽毛布団カバー」の併用をおすすめします。

 

電気毛布

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電気毛布は、リスクを知って上手く扱えば、冬の最強アイテムになります。

メリット・デメリットについては、こちらの記事に記載していますのでチェックしてください。

 

人感センサー セラミックヒーター

高齢者にとって、トイレと脱衣所は鬼門。

双方とも、ヒートショックが起きやすいので気を付けたい場所です。

ヒートショックとは、温度の急変で体がダメージを受けること。

意外に、ヒートショックでの死亡事故は交通事故の数倍ともいわれているだけに対策しておいた方が良いでしょう。

電気ヒーターは、場所もとらず、短時間で暖めてくれるのでおすすめです。

人感センサー付きだと、ON・OFFが自動なので高齢者でも安心してお使いいただけます。

 

薬用リフレ

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訪問入浴サービスでも入浴剤を準備してくださるのですが、冬だけこの入浴剤を使わせていただいています。

湯船に浸かる時間が限られるだけに、短時間で身体を温められるのが最大の理由です。

他にも、肌あれ・しっしんを和らげ、保湿効果もバツグンです。

入浴後も、湯冷めしにくく、 ポカポカが持き、 しっとりうるおいキープしてくれます。

湯船に浸かる母親の表情も、気持ちよさそうです。

我が家は「リッチミルクの香り」を愛用しています。

ソフレは種類があるので、ご自身に合ったものを試されるのが良いかと思います。

 

介護負担軽減グッズ

服薬ゼリー

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ノンシュガー、ローカロリーの服薬補助ゼリー。

錠剤やカプセル剤を包み込むので、錠剤の粉砕は不要です。

薬が、のどにつまらず、むせずに楽にごっくんできます。

 

大きめのバスタオル

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バスタオルは、通常のサイスより一回り大きいものがあると2人で移乗するとき便利です。

訪問サービスの際に移乗を手伝ってもらえれば、その分ひとりで移乗しなくて済みます。

腰に負担がかからないように、できるだけ訪問サービスの方々に助けてもらいましょう。

 

おわりに

今回は、僕が使っていている介護グッズをご紹介いたしましたがいかがでしたか?

基本、介護用品に高価なものは要りません。

介護用と名が付く商品は価格が高いので、日常の生活用品で代用できれば理想です。

介護レンタルを活用しながら、100均では手に入らない物を店頭やネットで必要に応じて買い足していけば良いと思います。

 

 

 

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ABOUT US
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シンイチ
20年間、犬馬車のように結構まじめに働いてきた40代の元リーマン。 長らく会社勤めと在宅介護で消耗しきって、あえなく2年前に介護離職してしまいました。 介護は、それぞれの御家族にそれぞれの事情があります。 現代の社会問題に、このプログを通じて1人でもお役に立てれば嬉しいです。 長年、在宅介護をしている僕だからこそ、あなたに伝えたいメッセージがあります。