週末は温泉にお出かけしてココロもカラダもリフレッシュ!一泊二日おすすめ10コース




寒い、寒いと言いながら露天風呂に入るこれからの季節。何と言っても温泉は、最高ですよね。

会社勤めだと一泊二日が関の山でしたが、若い頃は、大好きな有馬温泉を中心に近畿圏外の温泉にもあちこち遠征していたものです。

東は山梨の石和温泉、西は徳島の祖谷温泉といった具合で、宿だけ予約してドライブがてら軽装でふらっと行く感じです。

もちろん電車旅もいいですが、一泊してクルマでゆっくり周辺の観光地を巡る旅もいいものですよ。

行動範囲も広がりますし、宿で聞いたおすすめの観光スポットに急遽、予定も変更できます。何より時間に束縛されません。

今回は、一泊二日の僕のおすすめを10コース、さっくりご紹介させていただきます。

 

有馬温泉

言わずと知れた名湯。魅力は何と言っても、太閤秀吉が愛したお湯です。

金泉・銀泉・炭酸泉、温泉好きにはたまりません。

宿も、日本屈指のハイレベルの激戦区。こじんまりとした情緒ある温泉街の中に、歴史ある老舗から新しい旅館まであります。

ただ、有馬ブランドで全体的に宿泊費が高いのが玉にキズです。

僕は、兵衛向陽閣ファンなので、他の宿は泊まったことはありませんが、中の坊瑞苑と古泉閣はいつか行ってみたいです。

山間の温泉地なので、坂が多く出来ればスニーカーで行かれることをおすすめします。

 

有馬は、日帰りでも十分楽しめます。

お昼に有馬で足湯やお店をぶらぶら過ごして、夜に六甲山に登って夜景を見る・・

そうです。デートコースです。

奈良の生駒山上から見る大阪平野の夜景も好きですが、日本三大夜景にはかないません。

しかも、有馬温泉と目と鼻の先にあります。

それに、電車でも神戸は近いので、有馬に泊まったらおしゃれな街神戸に、ぜひ行ってみてください。

 

おすすめコース

一日目:六甲山牧場=有馬温泉

二日目:有馬温泉=生田神社=元町中華街=メリケンパーク=北野異人館周辺

有馬は以外に、アクセスが良いです。

大阪から阪急バスでちょうど1時間の距離、うちの家からでも、高速道路を使えば2時間弱で着きます。

一日目は、六甲山牧場で羊とたわむれて、自然を満喫。早めに有馬入りして足湯やお土産屋を散策してから宿に入ります。

二日目は、神戸に移動して縁結びの生田神社→南京町の中華街で食べ歩き→メリケンパークでぶらぶらして→北野異人館周辺を散策。一日、あっという間です。

メリケンパーク周辺でもポートタワー、モザイク、おしゃれなカフェもたくさんあります。

三宮で、神戸牛のランチもおすすめです。

ちなみに、僕は、ビフテキのカワムラさんを選びます。

特別な日を演出したいときは、観光クルーズで、神戸港を海から眺めるのも趣があっていいですよ。

その気になれば、ハーバーランド・メリケンパーク一帯で一日遊べます。

時間があれば、帰路途中、えびす神社の総本山の西宮神社にお参りして帰ってきてください。一年に一度、1月10日早朝に行われる、あの福男選びレースのあの神社です。

日本三名泉、日本三大夜景、日本三大中華街。それにおしゃれな街、神戸。テンション上がりぱなしまちがいなしです。

 

城崎温泉

城崎は、「温泉に来たー」って思える、昔懐かしい風情が漂う情緒ある温泉街です。

時間が止まっているかのようにも思える街を、日中散策して宿に戻ってホッコリする。レトロ感と泉質も最高です。

僕は、過去に3度訪れています。

最近、さびれていく温泉街が多い中、3年前に久々に訪れた印象は、昔と変わらず活気がありました。

それどころか、外湯の施設が7つに増えていて驚いたくらいです。

夜もお店の光がにぎやかで、夏なら、食後に浴衣で外湯やお店を巡るのもいい感じです。

花火大会など、地元の人たちが一体となって盛り上げている気運が、街ゆく張り紙などから伝わってきます。

 

僕が、20年前に最初に泊まった宿は、奥城崎シーサイドホテルでした。

城崎の割には宿泊費が安かったのですが、建物が古く何よりも温泉街から離れていて失敗しました。しかし海辺で、ロケーションは良かったと思います。

以降は、無難に西村屋招月亭です。

 

おすすめコース

一日目:出石=玄武洞=城崎温泉

二日目:城崎マリンワールド=天橋立=福知山城

現在は、京都縦貫自動車道が出来ているので、こちらを使う方が早いですが、行き帰りのどちらかは、従来の中国道経由の舞鶴自動車道を通って関西一のそば処、出石(いずし)に立ち寄ることをおすすめします。

奈良・大阪から、朝8時頃に出れば、出石にはちょうど昼前に到着します。

3年前に来たとき、中心部の時計台近くにある駐車場が、きれいに整備されて食べ物屋さんがいっぱいできていましたが、誘惑に負けてはいけません。

休日だと、どこのお蕎麦屋さんも並んでいるかもしれませんが、絶対に待つべきです。

僕は、お蕎麦を食べるためだけに、日帰りで出石にいったこともあるくらい好きなのですが、それだけ価値のあるおいしいお蕎麦がいただけます。

また、出石は小さな城下町の割には、城址や昔ながらの風景がちゃんと残っていて散策して十分楽しいです。

二日目は、日本三景の天橋立で目の保養をして、日本三文殊の智恩寺も忘れずにお参りして下さい。

福知山城に立ち寄ってみるのも、おもしろいと思います。

近年、明智光秀の悪者のイメージが一転して、再評価されているご時世なので、歴史に興味ある方にはおすすめです。

 

湯郷(ゆのごう)温泉

岡山県の湯郷温泉は、女子サッカーなでしこリーグの1部のチームがあるので、そちらでご存知の方も多いと思います。

僕は、昔、ゆのごう館という宿に宿泊していますが、そのときの目的が後楽園と倉敷美観地区に行くことでした。

あくまでも、中継地点としての泊まりでしたので、湯郷温泉のことはあまり覚えていません。

今、記事を書くのにウィキペディアを見て、1200年の歴史がある由緒ある温泉であることを、はずかしながらはじめて知りました。

 

昔行ったコース

一日目:姫路セントラルパーク

二日目:岡山城・後楽園=倉敷美観地区=鷲羽山展望台

後楽園と倉敷美観地区は、押さえておきたいスポットですが、B級グルメの津山ホルモンうどんも食べたいです。

天空の城で脚光を浴びている備中松山城や姫路城も行ったことがないので、ぜひ訪れたい場所ですね。

 

祖谷温泉

祖谷(いや)温泉と読みます。

「日本三大秘境」の祖谷

「日本三大秘湯」祖谷温泉

「日本三奇橋」のかずら橋

 

平家の落人が隠れ住んだと言われている場所だけに、とにかく一度は行ってみたいと思い、温泉を求めて徳島の奥地、祖谷温泉を目指しました。

当時まだ、明石海峡大橋がなく、瀬戸大橋を渡っているので、20年以上前のことです。

大歩危小歩危といった険しい渓谷をクルマで走っていたときは、この先に本当に宿があるのかと不安になりました。

泊まった宿は、ホテルかずら橋。あんな山深い奥地に、集落があること自体不思議です。

もちろん、かずら橋を渡りましたが、僕には通行料の高いあの短い橋の良さは分かりませんでした(笑)

ホテルまで、延々と絶景が続くまさに秘境なので、紅葉のこの季節はおすすめです。

当時は、知識がなくスルーしてしまった大歩危小歩危も、実は観光名所だったと、後から知りました。

しかし、三大義務から始まる、日本人の「三大」好きはもはや病気ですね。

 

皆生・玉造温泉

 皆生温泉は、玉造温泉の近くにあるので、道中は、ほぼ同じコースです。

自分で宿を予約して、クルマで行ったところはまだ覚えているのですが、玉造は地元の青年団のバス旅行でしたので、どこに泊まったのか全く覚えていません。

皆生温泉は、皆生グランドホテル天水と華水亭の両方泊まりました。

最初に泊まったのが、天水。申し分なかったのですが、おとなりに立派な建物の華水亭があったので次回は、ここに来ようという流れで1年後、律儀に泊りにきました。

15年くらい前のことです。

きれいなホテルで、日本海を望めるお風呂からの景色が素敵でした。

 

おすすめコース

一日目:蒜山高原=大山寺=皆生温泉

二日目:境港=鳥取砂丘

もしくは、出雲大社=松江城=足立美術館

8時に出発して中国道から米子道経由で蒜山高原に着く頃には、ちょうどお昼頃です。

行きたいスポットが多いので、昼食を取ってから、どこに向かうのかが頭の痛いところです。

僕が訪れたときは、境港の水木しげるロードは当時なかったですし、松江城もまだ国宝になっていませんでした。

松江城が国宝になった理由など、ブラタモリで予習しているので、もう一度ぜひ行ってみたい場所ですし、出雲大社も足立美術館も外せません。

行ったからには、十分に時間を取りたいところばかりですので、選択に迷ってしまいます。

 

下呂温泉

こちらも青年団のバス旅行で来たので、泊まったホテルの名前を覚えていません。

というより、安上がりなホテルだったので印象が悪く、僕の記憶から消去されてしまっています。

夜の宴会のコンパニオンに、投入するお金があるのなら、いい宿に泊まりたいものです。

世のお父さん方は、家庭から解放されたときくらい、パッとはしゃぎたい気持ちも分からいこともないですが、コンパニオンの延長はやり過ぎです。

ありがちなはなしですが・・(笑)

 

行ったコース

一日目:日本ライン下り=犬山城

二日目: 白川郷

この時の旅行で、良かったと思えたのは、すでに無くなっている日本ライン下りに行けたことです。

木曽川は、思っていたより川幅が広く流れが急で、めちゃめちゃスリルがありました。

それに、船頭さんの船を操る技術も目の当たりにできて、迫力があって良かったです。

しかし、個人旅行なら、料金が高いので行ってなかったと思います。

 

有馬温泉と同じく日本三名泉の一つなのに、前回は、夜のお酒にごまかされて温泉の思い出がありません。

全くの白紙の状態ですので、ぜひもう一度行ってみたい温泉です。

 

石和(いさわ)温泉  

「一泊二日で、富士山が見える温泉に行きたーい」

何とも若かりし頃の僕らしい無謀なことを思いついて、探した宿が山梨県の石和温泉。ホテルふじでした。

もちろん、行って帰るだけの弾丸コースです。

こんな時に限って、当日出発が遅れてしまって、ホテルに着いたのが夜7時を超えてしまいました。

おかげで、食事して、お風呂入って、翌朝早くに出たので宿のことは何も思い出せません。

しかし、石和温泉からしっかり富士山は見えていて感激したのは覚えています。

翌日は、河口湖と富士山5合目までクルマで登って帰ってきました。

確かに遠いので、寄り道は出来ませんが、行って帰ってくるだけなら距離的には範疇(はんちゅう)です。

それまで、新幹線からの富士山しか見たことなかったので、その日晴れていた幸運にも恵まれ、いい思い出になりました。

 

白浜温泉・勝浦温泉

白浜、勝浦ともに一度ずつ訪れています。

その際の宿泊は、白浜は白浜御苑、勝浦はホテル中之島です。

白浜では、アドベンチャーワールドがなんと休館しているという、とんでもないハプニングがありました。

パンダやオルカショーを楽しみに来ているのに、メインが無くなると白浜まで何をしに来たのか分かりません。

門前で、改装工事のため休館の張り紙を前に、呆然としていたのを覚えています。

23年程前になりますが、あれだけの痛恨のミスはそうそうないです。

傷心を引きずりながら、白良浜・千畳敷・三段壁をドライブしましたが、あまりのショックで、そのあとの記憶はあまりございません。

 

那智勝浦も、17年前になります。

中之島か浦島、どちらのホテルに泊まるか悩みました。

決め手は、中之島の眺望の良いと評判の露天風呂でしたが、想像を裏切らない素晴らしい景色でした。

 

おすすめコース

一日目:白浜アドベンチャーワールド

二日目:那智の滝=熊野本宮観光

一日目に、アドベンチャーワールドに行くのなら、往路は阪和自動車道で、帰りは十津川ルート国道168号線で帰ります。

勝浦温泉泊だと、1日目にトルコ記念館やくじら博物館に行ってみても面白いかもしれませんね。

 

伊勢志摩

2年前に、主要国首脳会議(サミット)があった場所です。

車で賢島にも行っているので、多少土地勘があります。

賢島でサミットが開催されると聞いたとき、道を2本、線路を1本遮断するだけで簡単に海の孤島になる、警備しやすいこの場所を選んだことに妙に感心してしまいました。

それに、国立公園に指定される豊かな自然が満喫できるので、サミットのロケーシに最適ですね。

何と言っても景色が素晴らしい、海の幸が美味しい、伊勢神宮にお参りできる、三拍子そろっています。

安倍首相も、そこをねらったのではないでしょうか?

山里深い盆地に住んでいる奈良県民は、お隣の県であるこの地に海を求めて遊びに来られる方も多いはずです。

大阪からでも車なら約3時間半、近鉄特急だと2時間30分で賢島まで行けるので、非常にアクセスがいいのも人気の理由だと思います。

僕も、10回以上は軽く尋ねている猛者です。

宿は、主に賢島ですが、鳥羽や相差(おうさつ)でも泊まっています。

お手ごろな料金の割に、料理が豪華です。

 

おすすめコース

一日目:伊勢湾巡り

二日目:ホテル­­­­=伊勢神宮(内宮)=松阪=伊賀上野

二日目の午前中に伊勢神宮に参って、おかげ横丁でぶらぶら小腹をすかせて帰路途中、松阪でちょっと奮発して松阪牛の昼食をとって帰る感じです。

周辺の観光地で行ったことのある施設は、鳥羽水族館・スペイン村。帰路途中だと、赤目四十八滝・伊賀忍者者屋敷に行きました。

宿は、鳥羽の戸田屋や賢島の第三賢島荘・紫光(しこう)に泊まっています。

サミットの時に、第三賢島荘は志摩観光ホテルに生まれ変わったことは知っていましたが、紫光が、現在「大江戸温泉物語」になっているようで、時が経ったのを感じます。

次に行く機会があれば、やはりサミットで使われた志摩観光ホテルに泊まってみたいです。

最後に、パールロードのドライブはおすすめです。

車窓からの景色は、あまりの爽快感に俗事なんて吹っ飛びますよ。

 

常神半島

常神(つねかみ)半島は、どこかご存知ですか?

福井県の若狭湾の少し上にある半島です。

50年前には、漁船でしか行けなかったと言われている神秘的な半島の先に、20年前にクルマでドライブがてら行きました。

ここは、温泉もホテルもありません。

漁村にある民宿ですが、景色も料理も素晴らしかったので入れさせていただきました。

泊まった宿は、小西別館という民宿です。

とにかく、きれいな海と豪華な夕食の一言に尽きます。

アワビやヒラメなど海の幸を中心に、思いっきり食べさせていただきました。

特に、夏は海水浴もできるので、ご家族連れにはおすすめのスポットです。

 

短い旅でもとても素敵な思い出になったり発見があるかもしれません/まとめ

今後訪れたいホテルや施設も思い浮かべながら、思い出とともにご紹介させていただきましたが、いかがでしたか?

余談ですが、僕が幼いころに、イルカ島で撮った1枚の写真が残っています。

小学校3年の夏休みに、おばあちゃんに鳥羽に連れて行ってもらった旅行です。

100円入れて観るテレビ、その時ライオンマルが再放送されていたこと、夕食で大きな船盛が出てきて食べきれなかったこと、波の音に興奮して眠れなかったこと、泊まった民宿での出来事が次々と蘇ってきます。

大人になってから伊勢湾巡りをしたとき、思い出して懐かしかったです。

最近の出来事はすぐに忘れてしまいますが、昔のことは呆れるくらいよく覚えているものですね(笑)

 

 

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ABOUT US
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シンイチ
20年間、犬馬車のように結構まじめに働いてきた40代の元リーマン。 長らく会社勤めと在宅介護で消耗しきって、あえなく2年前に介護離職してしまいました。 介護は、それぞれの御家族にそれぞれの事情があります。 現代の社会問題に、このプログを通じて1人でもお役に立てれば嬉しいです。 長年、在宅介護をしている僕だからこそ、あなたに伝えたいメッセージがあります。