メルカリ「ネコポス」175円に値下げ!「ゆうパケット」は値上げへ。2つの配送サービスの比較・おさらい




9月1から、PayPayフリマで「ネコポス」の送料が195円から170円に安くなっています。

嬉しいことに、10月1からメルカリでも195円から175円に!

しかも、「ネコポス」の取り扱いサイズが、現行の厚さ2.5cm以内から3.0cm以内に拡大!

送料が安くなるうえにサイズも大きくなるので、これはデカいです。

一方で、喜べない変更も。

メルカリでの「ゆうパケット」の送料が、175円から200円に・・・

個人的には、一番利用しているサービスだけにショックです。

僕の場合、送料だけでなく利便性でも「ゆうパケット」に軍配が上がっていたので、今後「ネコポス」に移行するか迷っています。

「ネコポス」「ゆうパケット」どちらがどうなの!?と思っている方もおられると思いますので比較してまとめましたので参考にしてみてください。

 

「ネコポス」「ゆうパケット」価格改定後の比較

フリマアプリで販売されている人の中には、「ネコポス」「ゆうパケット」を利用されている方も多いと思います。

魅力は、匿名配送・送料が安い・全国一律価格、三拍子揃って分かりやすくていいですよね。

それに、コロナ鍋の世の中、自宅のポストに投函する非対面配送というのも時代のニーズに合っています。

下記は、料金改定後の2つの配送サービスの内容の比較です。

 

ネコポス

ネコポスとは、ヤマト運輸が提供する配送を利用できるサービスです。

  メルカリ(らくらくメルカリ便) PayPayフリマ
料金 全国一律195円➡175(税込) 全国一律195円➡170(税込) 
大きさ 31.2cm×22.8cm(A4サイズ)以内※23cm×11.5cm以上 31.2cm×22.8cm(A4サイズ)以内※23cm×11.5cm以上
厚み 2.5cm以内➡3cm以内 2.5cm以内➡3cm以内
重さ 1kg以内 1kg以内
追跡 あり あり
お届け日時指定 不可 不可
賠償 あり あり
発送できる場所

ヤマト運輸宅急便センター
セブン-イレブン
ファミリーマート
PUDOステーション

ヤマト運輸宅急便センター
セブン-イレブン
ファミリーマート
PUDOステーション

到着の目安 翌日(郵便受けに投函) 翌日(郵便受けに投函)

 

メルカリ、PayPayともに、変更箇所は送料とサイズの厚みです。

送料や補償の内容が若干異なりますが、メルカリ・PayPayフリマともほぼ同じだと言っていいと思います。

 

ゆうパケット(おてがる版)

ゆうパケットとは、日本郵便が提供する配送を利用できるサービス。

  メルカリ(ゆうゆうメルカリ便) PayPayフリマ
料金 全国一律175円➡200円(税込) 全国一律175円(税込)
大きさ 長辺34cm以内で縦・横・厚さが計60cm以内                最小サイズは14cm×9cm以上(厚紙など耐力のあるものは12cm、幅6cm以上) 長辺34cm以内で縦・横・厚さが計60cm以内                最小サイズは14cm×9cm以上(厚紙など耐力のあるものは12cm、幅6cm以上)
厚み 3cm以内 3cm以内
重さ 1kg以内 1kg以内
追跡 あり あり
お届け日時指定 不可 不可
補償 なし あり
発送できる場所 郵便局、ローソン 郵便局、ローソン
到着の目安 発送からおおむね1~3日(郵便受けに投函) 発送からおおむね1~3日(郵便受けに投函)

 

「ゆうパケット」の方の変更は、メルカリの送料だけです。

 

比較すると「ネコポス」の方が手厚いサービス内容

元々、「ゆうパケット」の方が後発です。

なので「ネコポス」より、利用されやすい初期設定されたというところでしょうか。

いわゆる、後出しじゃんけんのような微妙にハードルを下げた上記の内容になっています。

特に、荷物の厚さ「ネコポス」2.5cmに対して、3cmにしたのが心憎いですね。

狙いどおり、利用者にとってはインパクトが大きかったと思います。

僕も、あの2.5cmの枠が通らなくて何度持ち帰ったことか・・・

厚さ2.5cmの壁が、とてつもなく大きく感じていたのは僕だけではなかったと思います。

たった0.5cmの差ですが、「ゆうパケット」に乗り換えられた人の中にはこの厚さの差が決め手になった人も多いはずです。

しかし、今回のヤマト運輸の改定で送料が値下げされ厚さも3cmになれば「ネコポス」に戻られる方も多いと思います。

元々、到着までのスピードの速さ、いざというときの補償にも対応している「ネコポス」の方がサービス面が手厚いからです。

「ネコポス」なら翌日届けられる場所でも「ゆうパケット」だと2~3日かかりますし、荷物が破損していたり、届かない場合の補償も「ネコポス」は一切ありません。

PayPayフリマの「ゆうパケット」の補償について

商品が届かない場合など、一定の条件に合致した場合、PayPayフリマカスタマーサービスより商品代金の返金やお見舞いを行っていますが、あくまでヤフーが行っている補償であって日本郵便からではありません。 

 

「ゆうパケット」の方が利用しやすい点

これ以上望むとヤマトさんに怒られそうですが、それでも個人的には「ゆうパケット」の方が利用しやすい点が2つあります。

 

複数一括配送したいとき

郵便局で発送するときに限りますが、複数発送しなければならないときは「ゆうパケット」の方が便利です。

「ゆうパケット」の発送方法は、郵便局の専用プリンタ「ゆうプリタッチ」で、2次元コードを読み取って送り状を出力。

発行した送り状を貼りつけて、窓口に持っていくだけです。

これだと、いくら荷物があっても郵便局に備えてけてあるテーブルで自分のペースで確認しながら貼り付け作業ができるので送り間違いすることは無いと思います。

 

対して、コンビニだと店頭端末で2次元コードを読み取り、申込券を出力してレジで送り状を発券してもらわなければなりません。

送り状を発券しているのは店員さんなので、複数だと順番が分からなくなってしまいます。

しかも、レジーで申込券を読み込んでコピーを出すのにタイムラグ、用意されたシートに入れて貼りつける手間もあります。

荷物を3個も持ち込めば、コンビニだと会計に並ぶお客さんから非難ごうごうでしょう(笑)

これでは、焦ってさらに送り間違いが起こりやすくなってしまいます。

ちなみに、「ゆうパケット」のコンビニ発送だと、3枚綴りのコピー用紙が送り状になるので切り離したりしなければならないのでさらに手間取ります。

とにかく、コンビニだと郵便局より手間が多く複数一括発送には向かないです。

「ゆうパケット」の方が便利と言うよりは、発送場所の違いで生じる利便性なのですが、郵便局よりヤマトの営業所が少ないことが差になってしまっています。

 

最小サイズの違い

 

最小サイズ

「ネコポス」23cm×11.5cm以上

「ゆうパケット」 14cm×9cm以上 (厚紙など耐力のあるものは長さ12cm、幅6cm以上)

 

3つ並べた箱の写真は、大きさの比較です。

右端は、メルカリの専用箱で「ネコポス」で送れる最大サイズ。

真ん中は、「ネコポス」の最小サイズより若干大きいですが、おおよそこれくらいの大きさが必要になります。

「ゆうパケット」だと真ん中の箱のに比べて半分近いサイズまで送れるので、廃材段ボールで梱包箱を作って発送している僕にとってはとても助かります。

小さい方が作りやすいでしすし、商品のサイズに見合わない箱の大きさだと中がスカスカになってしまい空間を埋めるために余計なプチプチを入れなければなりません。

荷物が小さいと紛失しやすいという理由からだと思いますが、できたらもう少し小さく発送できるようにしてもらえるとありがたいです。

 

おわりに

「ゆうパケット」PayPayフリマの送料は現状維持なのに、メルカリの送料、なぜ上がる!?

僕のように、「ゆうパケット」をメインに利用されている方は痛い変更です。

おそらくは、日本郵便が値上げした訳ではないと思います。

元々、メルカリ・ヤフー両社が、175円の配送料金を実現するために差額をいくらか負担していたのを、差額負担の少ない「ネコポス」に誘導するため、あえてメルカリが「ゆうパケット」の値上げを行った、と考えた方が自然です。

まあ、日本郵便は経営が苦しいのか、ちょこちょこいろんな配送サービスを値上げしているので、メルカリに対してガチで値上げしているかもしれませんね。

あくまでも、僕の勝手な憶測ですが(笑)

これらのことを踏まえて、僕の結論は10月1日から「ネコポス」一択です。

 

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シンイチ
20年間、犬馬車のように結構まじめに働いてきた40代の元リーマン。 長らく会社勤めと在宅介護で消耗しきって、あえなく2年前に介護離職してしまいました。 介護は、それぞれの御家族にそれぞれの事情があります。 現代の社会問題に、このプログを通じて1人でもお役に立てれば嬉しいです。 長年、在宅介護をしている僕だからこそ、あなたに伝えたいメッセージがあります。