キャンペーン期間中の2大特典にひかれて、PayPayフリマにも進出。
初期導入で、もれなくもらえる500円OFFクーポンと、出品者の送料を全額負担してくれるまき餌にしっかり釣られてしまいました。
と言う訳で、実際に1か月間利用してみた感想とメリット・デメリットをご紹介したいと思います。
目次
マジで本当!?送料全額負担0円キャンペーン!
出品者負担となる配送料金をYahoo! JAPANが負担してくれるなんて、何と太っ腹なキャンペーンなのでしょう。
期間限定だとしても、発送料が無料になるなんてちょっと信じがたいですよね。
なので、用心深い僕は割引クーポンを使って、食洗器の洗剤を購入して確かめています。
配達された荷物は、通常はネコポスかゆうパケットで窮屈そうに梱包されてくるのですが、やはり宅急便でドドーンと送られてきました。
ヤッター!
サイズ内に収めるのに、無理してぺったんこにしなくていいのですから荷造りも楽にできます。
しかも、送料無料!
バンザーイ!
こんなナイスなキャンペーンに、これまで送料がネックで断捨離し損なっていた大物商品を片づけようと僕の心に火が付きました(笑)
「PayPayフリマ」とは
「PayPayフリマ」とは、ヤフーが運営するフリマアプリです。
基本コンセプトは、メルカリ・ラクマと同じで個人間で取引するフリマに特化しています。
販売手数料は、販売価格の10%です。
ヤフーが提供しているというとヤフオクもそうなんですが、中年男性がメインになっているので女性層を取り込みたい目論見なのでしょう。
メルカリ、ラクマの中に割って入っても、成長著しいフリマアプリの業界でやれると踏んだのではないでしょうか。
使って感じることは、できるだけ簡略化して扱いやすさを追求しようとしているのが伺えます。
「PayPayフリマ」のメリット・デメリット
画面のデザイン・操作性ともにメルカリに酷似しています。
と言うより、ほぼコピーですね。
なので、メルカリユーザーだと違和感なく扱えると思います。
メリット
- 売上げ金をPayPay残高にすることができる
- 購入者側からだと税込・全品送料込み価格なので、支払金額が分かりやすい。
- 発送方法は、郵便局とヤマト運輸の2択のみ。
- 支払方法がPayPay残高払いかクレジットカード払いの2択のみ
- 充実の補償サービス
何と言っても売上げ金を、PayPay残高にすることができるがいいですね。
もちろん、メルペイ、楽ペイ同様にPayPayで支払や売上金の受け取りができます。
発送と支払方法を、思い切って簡略化したのも分かりやすくて良い点だと思います。
出品者は発送に迷わなくて済みますし、何よりもすべて匿名発送できるのもいいですね。
支払も即入金できる支払い手段なので、出品者からすると「コンビニ払い」などで入金を待つ煩わしさが解消されるのではないでしょうか。
補償サービスも充実しています。
告知されていない汚れや傷がある場合など、審査したうえで被害が認められれば、1年に1回限定ですがPayPayフリマ側から上限1万円を限度に補償してもらうことができるので安心です。
デメリット
- 購入者から出品者への評価のみ可能な評価システム
- 検索者から、他人間のコメントのやり取りが見れない
- ユーザー数が少ない
僕自身不満に思っているのは、評価システムです。
多くのフリマアプリは、商品受け取り後に出品者と購入者の両者が評価を付け合わなければ取引終了にはなりませんが、PayPayフリマでは購入者から出品者への評価のみ可能です。
と言うことは、購入専門の人はいくら購入しても評価が0ということになります。
評価=信用です。
評価を積み重ねることは、その人の信用度が増すということに他なりません。
それは、出品者だけでなく購入者にも言えると思います。
僕は、取引のお相手がどんな方か知りたいので、評価をさっとですが目を通しています。
1~2行のコメントからでも、その人となりの情報を結構読み取れておもしろいです。
なので、ヤフオクから引き継がれている自動メッセージ機能もいただけません。
評価は、貴重な情報源だということに気付いていないのでしょうか?
それに、メルカリ内には購入専門で2000や3000の評価がある神様のような購入者がおられます。
そんな人たちにとって、メルカリというコミュニティで評価してもらうことが購入意欲にもつながっているのではないかと思っています。
また、検索者から他人間でやり取りされている内容が見れないのも、なにか風通しの悪い閉鎖的な感じがするので僕は嫌ですね。
あと、一番の懸案はユーザー数です。
ユーザー数=販売力なので、こればかりはユーザーを増やさなければ何も始まりません。
簡略化しすぎて賛否が分かれるシステム
まだ始まったばかりのサービスなので、これから改善されていくと思いますが、現地点では取引中の一覧がなかったり出品時のカテゴリー設定が面倒だったりと、他のフリマアプリに比べ扱いづらく操作性もイマイチという感想です。
- プロフィール画面の簡略化
- 価格交渉は価格の相談というシステムのみ
PayPayフリマは、プロフィール欄が無いので、メルカリのようにプロフィールにマイルールが作れません。
僕は、ショップ要素が強くなって良いと思うのですが、メルカリに慣れ親しんでいる人にとっては扱いづらく感じる人もいると思います。
また、価格交渉の仕方も賛否が分かれるところです。
PayPayフリマは、価格交渉は価格の相談というシステムを使わなければなりません。
商品の問い合わせなど、やり取りができるコメント欄もあるのですが、文章での価格交渉はしてはいけないようです。
僕は、これまでに4件、値下げの要望がありました。
お相手から希望価格が提示されるので、同意ボタンをタップするかNOだとスルーするだけです。
価格交渉が面倒だと思う人は、お互いワンタップで処理できるので楽だと思いますが、不可の場合は24時間待たなければならない反面もあります。
僕なんかは、せっかちなので待つのは苦手です。
まあ、時間が経ても回答が無ければダメだと分かるようなものですが、すぐに回答が欲しい人にとっては、不自由に感じる人もいると思います。
おわりに
PayPayフリマのキャンペーン中の約1か月の成果は、13販売して3購入しました。
画像の48件の評価とPayPay残高の3.020円は、ヤフオクから引き継がれたものです。
実際のPayPayフリマでの売上げは、33.364円でした。
購入に関しては、年賀状シーズン、プリンターのインクを探していたので、新品をセットで上手く手に入れられて良かったです。
断捨離については、意気込んで出品した割には不完全燃焼に終わってしまい、特に処分したかった文庫本は1冊も売れませんでした。
PayPayを利用した印象は、大々的な宣伝やキャンペーンが功を奏してか、日に日に出品数が増えていってましたが、それでもまだまだ出品数が少なかったですね。
個人的には、メルカリ・ラクマ・PayPayフリマが三つ巴で勢力が拮抗してくれると競争が活性化されるので、PayPayフリマにはぜひ頑張ってもらいたいと期待しています。
という訳で、今後のキャンペーンに期待です。