「既製服ではサイズが合わない!」「お洒落したいけど、どうすればいいの?」
日々のスーツに、物足りなさを感じておられる方は意外に多いのではないでしょうか?
今回は、オーダースーツの魅力をご紹介させていただますので参考にしてみてください。
お気に入りのスーツの日は、1日気分良く仕事ができる

毎日のスーツ、マンネリ化していませんか?
気づけば、黒系統の同じような色合いばかりになってしまって、いつものスーツに新鮮さを無くしている人も多いと思います。
それに、類似したスーツを日々回していると、同じ服ばかり着ているように周囲には映るかもしれません。
会社組織は、身だしなみに厳しい場所です。
コーディネートしなくても様になるスーツですが、単調になりがちなので気を付けたいところですね。
僕は、仕事のモチベーションを上げるツールとして活用していました。
お気に入りのスーツだとヤル気度も変わってくるので、少しこだわってスーツに投資してみるのもアリだと思います。
オーダースーツを作るメリット・デメリット
オーダースーツと聞くと割高感が否めませんが、量販店の既製服でも高いスーツはいくらでもありますし、メリットを考え合わせると既製服よりリーズナブルだったりします。
メリット1:体にフィットするスーツが作れる!
僕は、学生のころバスケ部で走り込みばかりしていたせいか、太ももが太くお尻も大きいのでパンツがなかなか自分にピッタリのサイズが見つからなかったのが悩みの種でした。
上下セットの既成服だと、パンツに合わせるとどうしても上着にだぼつき感が出てしまうのです。
いつも、どちらかのサイズに合わさなければならないジレンマに悩まされ、結局スーツ選びはパンツありきの消去法になってしまいます。
僕のように、既製服でジャストサイズのものを探すのが難しい人にとって、自分にフィットするスーツが手に入ることは相当なメリットです。
メリット2:生地が選べる!
私感ですが、手触りの良い生地で作るスーツは体にピッタリ吸い付くような着心地で一度着ると既製服には戻れないですね。
それに長時間着ていても疲れませんし、毎日着ていても飽きません。
そんなスーツを身をまとうと、高揚感すらあります( ´艸`)
ちなみに生地を選べるオーダースーツは、掘り出し物の生地を見つけることも楽しみの1つです。
メリット3:店員さんにアドバイスや流行を教えてもらえる!
衣服に興味がなく、オシャレに無頓着な男子でも心配ご無用。
初心者の方でも、サンプルを着ることで仕上がりがイメージしやすいです。
また、お客さんの引き渡し待ちのスーツも、見せてもらえたりするとよりイメージがしやすいかと思います。
オーダースーツ専門店には、スーツに詳しいスタッフがいるので色々教えてくれるはずです。
新柄やオススメも尋ねてみると良いでしょう。
メリット4:次回からのオーダーがスムーズ
採寸したデーターは保存されるので、体型が変わらない限り、次回からは採寸する手間がなくなります。
シンプルに、生地だけを選べば良いのです。
それにサイズが合わずに、スーツ選びに失敗することが無くなるのも利点ですね。
僕なんかは、営業途中にふらっと立ち寄って、15分くらいで生地を決めて「あとはいつもと同じで!」そんな感じのオーダーの仕方でした。
オーダースーツのデメリット
さしあたり、デメリットらしいものは無いような気がしますが、強いて言えばオーダースーツだけに納期と返品できないことくらいでしょうか。
既製服は、その日の内に裾上げをして持ち帰ることができますが、オーダースーツはそういう訳にはいきません。
ちなみに、僕が長年お世話になったツキムラさんは約30~40日程度かかります。
まあ、早めに依頼しておけば済むだけのことですけどね。
オーダースーツのツキムラとは
リーズナブルなお値段で、オーダースーツを作ってくれるお店が奈良にあります。
京阪神に、15店舗ほど展開しているオーダースーツ専門店のツキムラさんです。
その歴史は古く、創業して94年というのですからご立派。
お店の印象も良いです。
こじんまりした店が多いですが、生地がどっさり積んであってスタッフが丁寧に対応してくれます。
パターンオーダースーツがおすすめ
ツキムラさんの売りは、パターンオーダースーツ。
パターンオーダーとは、体のサイズを採寸後に既成で用意されている見本の服を試着して、
上着なら裾丈や着丈、パンツならウエストやパンツ丈を調整していく方法です。
ただ、型紙から一人ひとりに合わせて作るフルオーダーではないので隅々までサイズがピッタリとはいきません。
それでも、丈の長さだけでなく、横幅も調節してもらえるので、既製服では感じることのできないフィット感があります。
このパターンオーダースーツが、ツキムラさんだと3着5万円で作れます。
オーダースーツなのに、1着1万6.666円はとにかく安いです。
この価格だと、わざわざ既製服を買おうという気になりませんね。
オリジナルスーツの一例

ツキムラさんでは、スーツに色々な細工が出来るオプションが用意されています。
僕は、1着4~5万円の予算でオプションを加えているのですが、スーツのデザインに関心がなく、どのようなリクエストをして良いのか分からない人でも、手軽にオリジナル性の高いオーダースーツが作れるのも魅力です。
ボタン:オーソドックスな2ボタン。袖は4ボタンを選択しています。本来はフロントボタンの数より1つ多くするのがセオリらしいです。
腰ポケット:斜め両玉フタ付きを選択。ポケットを斜めにすることで、視覚的にシャープな体型に見せることが出来ます。

ステッチ:服の端にあたるエッジに沿って、点線の縫線をステッチと言います。襟の端を落ち着かせるために押さえ、型崩れを防ぎ襟の形を綺麗に保つ役割があります。
見栄えも、ステッチが入っていると襟が強調され高級感が増します。

本切羽仕立て:スーツの袖が、ボタンによって開閉できる仕様のことを本切羽と言います。ボタンホールがあることで、きれいに見せることができます。ただ、実際にはボタンを外して袖をまくることはないので、見えないオシャレと言ったところでしょうか。

ツーパンツ:ジャケットに比べてパンツは傷みやすいです。ジャケットはまだまだ大丈夫なのに、パンツを何かに引っかけて、スーツがおじゃんになった経験を持つ人もいると思います。そんなときのために素敵な生地を見つけたときは、僕はパンツを2本作るようにしています。(反物によって生地の量が違います。ご希望される際には、2本分の材料が取れるかどうかをスタッフに確認して下さい。)
パーマネントブリーツ加工:あと、僕がよく利用しているオプションはパーマネントブリーツ加工というパンツの折ひだのラインを保つことができる加工です。パンツのセンタープレスは、すぐに消えるので必ずお願いします。
おわりに
ツキムラさんは、特典のあるときだとお得に購入できます。

確かに、ツキムラさんで長年購入していましたが、僕は株主でも上顧客でもありません。
にも関わらず、よく割引券を送ってくれます。
おそらく、リピーターには送られているのではないでしょうか。
こういった特典は、割安でオーダースーツが手に入るチャンスです。
オーダースーツは受注生産なので、やはり既製品より割高ですが、その分愛着もでますし、大事に使えば既製服より長持ちします。
それに、自分のためのこだわりの一着です。
仕事のモチベーションが上がること請け合いです。