突然激痛に襲われる恐怖!尿路結石になって数日のたうちまわった話




あれは忘れもしない5年前の11月末、夜中の出来事です。

突然、腹部に猛烈な痛みが走り、目が覚めました。

今まで大した病気もなく、経験したことがない痛みに「もしかして死ぬ!?」と頭をよぎったほどです。

朝までの数時間、横になっていられず、痛みに耐えてうずくまったり、のたうちまわったりしていました。

3日後、尿路結石と判明することになるのですが、それにしても痛みが強烈すぎます。

尿路結石は、30~60代の男性に多く、生涯のうちに結石になる確率は11人に1人、女性でも26人に1人かかる病気です。

しかも近年、食生活の欧米化に伴い年々増加の一途を辿っているので、決して他人事ではありません。

僕が、結石になって一番辛かったのは、痛みもさながら原因が分からない恐怖でしたので、今回は僕の経験を書き留めておきたいと思います。

 

結石とは

この激痛を初めて経験する人は、救急車を呼ぶことも多いようですので、もし親や旦那さんが同じような症状になったときに、知っていれば対応できるかと思います。

僕は、結石だと知らずに3日不安にも耐えましたが、

痛みが半端ありません。つらすぎます。 

結石は尿路のいずれかの部位で形成される硬い固形物で、痛み、出血、または尿路の感染や閉塞の原因となることがあります。 小さな結石の場合は症状がみられませんが、大きな結石が発生すると、肋骨と腰の間の部分に耐えがたい激痛が生じることがあります。

参照:MSDマニュアル家庭版-尿路結石

 

あの苦しみは2度と味わいたくない・・・

因みにウィキペディアには、結石の疝痛は「痛みの王様」と記載されていました(笑)

 

結石だと知らずに過ごした3日間

突然、激痛に襲われた日、朝になると痛みが和らいだので会社に出勤しています。

通勤中の電車の中でも、夜中の痛みほどではありませんでしたが我慢できなくなって途中下車。

駅の待合室で2時間ほど、じーっとしていました。

しかも、風邪だと思い込んでいたせいか駅のトイレで嘔吐(おうと)しています。

嫌な予感は当たるものです。

通勤は40分ほど電車を乗り継ぐのですが、しばらくのあいだ隔離されることに不安があったので、急行ではなく各駅停車の普通に乗車して正解でした。

今思うと、あの疲弊しきった状態で、会社に行くなんて我ながら見上げた執念です。

と言うか、無知は無敵ですね(笑)

 

初日に病院に行くも

会社に着くと、上司に近くの内科に行くことを勧められたので受診しています。

医師には、腹部に3時間ほど激痛があったこと、嘔吐したことを伝え風邪薬をもらいましたが、その夜またもや激痛に襲われてしまいました。

しかも、前日と全く同じパターンです。

なんで!?

という思いと原因が分からない恐怖ばかりが募ります。

幸い、3日目は何事もありませんでしたが、いつ痛みが来るのかと思うと眠れませんでした。

 

かかりつけ医に相談して結石と判明

僕にとってラッキーだったのは、その週末の土曜に年に1度の血液検査があったことです。

かかりつけ医は、消化器内科ですが、この数日の身体の不調を藁(わら)にもすがる気持ちで相談しています。

最初、かかりつけ医からも「風邪でしょう」と言われて、先日の内科医と同じ見立てでした。

帰ろうと立ち上がった際、わき腹を押さえて「この辺なんですよね」と、ふと言うと医師が何か怪訝(けげん)な顔をされて「もしかすると結石かもしれないよ」と。

急遽、超音波検査(エコー)をしていただいた結果、尿路に米粒の2/3サイズぐらいの石があることが判明、原因がつきとめられてホッとしたのを覚えています。

かかりつけ医で、痛み止めの鎮痛剤、いざという時には救急車を呼ぶこと、それと専門医への紹介状を書いてもらいました。

その夜、またもや痛みが襲ってきましたが、もちろん痛かったですが原因が分かっていましたし、なにより痛め止めがあることが心強かったです。

同時に、気づいてくれたかかりつけ医が、名医であったことに感謝しました。

 

尿路結石の症状

僕の結石のあった場所は尿管でした。

結石のある部位によって腎結石、尿管結石、暴行結石と分かれ、これらを総称して「尿路結石」と言われています。

痛みを感じる部位です。

症状は、腰周辺やわき腹、背中側あたりに感じられます。

結石の放散痛として精巣の痛みや吐き気や嘔吐、血尿を伴うこともあるようです。

なので、僕が通勤中の駅で嘔吐したのは、風邪ではなく放散痛の影響だったのでしょう。

 

 

また、尿路閉塞による腎障害や、腎盂腎炎から菌血症(細菌が全身に広がる状態)となる場合もあるので早めの処置が肝要です。

 

尿路結石の治療方法

かかりつけ医で紹介状を書いてもらったあと、すぐ専門医で検査を行っています。

その時の検査内容は、尿検査とX線検査でした。

尿路結石で開腹手術に至ることは、まず無いようですが、石のサイズ、数、部位などのよっては体外衝撃波結石破砕術や内視鏡による手術もあり得るようです。

幸い、僕の場合は、石のサイズが小さかったので、薬物で自然排石を促す治療方法でした。

とは言っても、処方された薬を服用していただけです。

あと、日常生活で水を沢山飲むように言われました。

これで、約2ヶ月で石が出ています。

僕の場合、オシッコしている最中、違和感があったので結石が出た瞬間が分かりました。

モノも確認しています。

通常、石の直径が4mm以下であれば自然排出するとされています。

5mm以上は、多少難しくなりますが、石が8mm以下なら自然排出を待っても良いという基準もあるようです。

 

僕が治療をおこなった専門医のホームページには、尿路結石の治療方法が詳しく記載されていますので、ご確認ください。  平尾病院:尿路結石治療センター

 

結石の再発予防

結石の原因は、生活習慣病によるところが大きいため、生活を改善することによって予防はできます。

(1)「食事以外で1日2Lの水分摂取」

(2)「1日30品目のバランスの良い食事で腹8分、夕食は21時までに」

(3)「適度な運動」

(4)「適度なアルコール」

(5)「コーヒー、紅茶にはミルクを入れる」

以上5つのうち(2)は、夜遅くにしっかり食べると睡眠中に結石が形成されます。

(5)は、コーヒーは結石のもとになるシュウ酸が多く含まれますが、ミルクを入れるとシュウ酸が体内に吸収されずに排出されるためです。

平尾病院:尿路結石治療センターHPより引用

 

呆れることに、当時の僕は上記すべての項目に×印が付きます。

営業に出ると、外出先でトイレには行きたくないので水はあまり飲みませんし、食事もほぼ外食で夕食は決まって22時過ぎでした。

さらに、アルコールは毎日生中4~5杯と他少々、おまけにコーヒーはバリバリのブラック無糖です。

おまけに、慢性的な運動不足でダメを押していました。

長年の不摂生がたたって尿道結石という天罰が下っていたのだと、今さらながら反省しています。

 

尿路結石の延長線上にある病気/まとめ

この記事を書くにあたり、調べていて怖く思ったことが2つあります。

1つは、結石の再発率が異常に高いこと。

2つ目は、発症は動脈硬化と類似しており、共に生活習慣病が要因だということ。

 

肉類やアルコールのとり過ぎで、結石ができやすくなるということは、結局のところ食生活や生活習慣を改善しないと、あの痛みをまた味わわなければならないどころか、後々、取り返しのつかない面倒な病気になる可能性が高いと言うことになります。

生活習慣病で発症する疾患としては、糖尿病、肥満症、高血圧症、大腸がん、歯周病など、尿路結石の延長線上にある病気はかなりヤバそうです。

尿路結石の痛みは、これらの病気になる前の警告かもしれません。

とにかく、耐えがたい痛みなので、尿路結石を疑う場合は泌尿器科の専門医の受診をお勧めします。

そして治療後、生活習慣をどう正すか、これに尽きると思います。

 

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シンイチ
20年間、犬馬車のように結構まじめに働いてきた40代の元リーマン。 長らく会社勤めと在宅介護で消耗しきって、あえなく2年前に介護離職してしまいました。 介護は、それぞれの御家族にそれぞれの事情があります。 現代の社会問題に、このプログを通じて1人でもお役に立てれば嬉しいです。 長年、在宅介護をしている僕だからこそ、あなたに伝えたいメッセージがあります。