茄子は、上手く加熱することでグアニル酸を大量に生みだして劇的に美味しくなるとのこと。
「グアニル酸」とは、ナニ!?
グアニル酸とは、グルタミン酸、イノシン酸とならび三大うま味成分のひとつに数えられるうま味成分。
ちなみに、グアニル酸は干しシイタケにも含まれているそうです。
今回は、茄子を美味しくいただくための調理法を実践したので参考にしてみてください。
目次
茄子のまるごとそのまんま焼き
前述したように、茄子を美味しくするには「グアニル酸」を引き出すこと。
重要なのが、加熱温度です。
茄子のうまみ成分が増えるのは、90℃の加熱まで。
茄子を切ってしまうとすぐに火が通ってしまうので、切らずにかたまりとして扱うのがポイントになります。
調理は、フライパンで上下左右4面を3分ずつただ焼くだけ。
一見、茄子をまるごと焼いただけに見えますが、茄子のうまみ成分を最大限に引き出す究極の茄子料理と言われています。
注意点は、フッ素樹脂加工などの「空だき禁止」のフライパンは使わないようにしてください。
味付けは、バター醤油です。
熱々の茄子にバターを溶かせて、醤油を垂らしてください。
母は、バターが苦手なのでポン酢で食べさせたのですが美味しいと言っていました。
茄子の煮たびし
料亭で出てきそうな見栄えに、感激してしまいました。
なすを割くと、ジューシーそのもの。
作り方も、ただ煮るだけなので簡単です。
茄子のめんつゆ煮たびし
めんつゆと生姜で、食欲がそそる一品です。
茄子の真ん中の皮を剥いておくと、箸がスッととおって食べやすくなります。
皮目に切り目を入れているのは、味を染みこみやすくするためです。
次に、茄子の両面に焼き目をつけましょう。
蓋をして蒸し焼きにすると、時短になります。
その際、焦げないように注意してください。
もし、不安なら蓋をせずに焼き目をつけてもらって大丈夫です。
あとは、だし汁を合わせて煮詰めるだけで出来上がります。
これらの3品は、どれも簡単にできるのでぜひためしてみてください。