コロナ鍋に親の体調が悪くなったとき!夜間や一人暮らしの3つの事例を比較検討




先月、母親が腸閉塞で1週間ほど入院していたのですが、しばらくして今度は夜間に父親を病院に連れて行かなければならない事態に!

医療崩壊が叫ばれる、このコロナ鍋です。

どちらも大したことはありませんでしたが、「かかりつけ医」を持っていない父親は病院にたどり着くまでかなりもたついています。

いざというとき、緊急対応ルートを確保しておかなければと改めて感じさせられた出来事でした。

今回は、両親と叔父の3人の緊急時の様子を紹介いたしますので参考にしてみてください。

 

「かかりつけ医」のある母親のケース

母親は、5月5日の夜間に病院に運び込んでいます。

18時頃には腸閉塞の症状があったので、訪問看護ステーションに1時間おきに連絡を取っていたのですが21時過ぎに様子を見るのを断念。

「かかりつけ医」で、診てもらえるよう段取りしてもらっています。

ただ、このコロナ鍋のこともあり救急車は厳しいと言われたので交通手段は自家用車でした。

ほぼ寝たきりの母親を、ベッドから車まで20mくらいの距離を抱きかかえて移乗、助手席に乗せることもにも不安でしたが致し方ありません。

 

救急車を利用できなかった理由は、37度の微熱。

腸を動かすために、汗が出るほど暖房をガンガン入れて部屋を暖めていたからだと思いますが、このご時世100%新型コロナではないとは言い切れなかったです。

驚いたのは、到着後すぐに母親がPCR検査を受けたこと。

到着時、なぜか38℃あったらしく看護師もフェイスシールドをして完全防備でした。

1時間後には、陰性と判明。

PCR検査に対応していない病院が多い中、迅速に対応する病院で本当に良かったです。

看護師から、入院に際しての簡単な打ち合わせが終わる午前1時過ぎには、鼻からの吸引も終えて落ち着いた母の様子に安堵したのは言うまでもありません。

 

病院にたどり着くまで迷走した父親のケース

5/22(土)の20時頃のこと。

ふと見ると、顔面がはれ上がっている父親が目の前にいるではありませんか!?

しかも、お酒でも飲んだかのように顔面が真っ赤っ赤。

それに、まぶたが腫れ、左目も小さくなっています。

まるでボクシングの試合後の選手のような姿に、思わずどうしたのか聞いてしまったくらいです。

心当たりがないと言う父親に、血圧と体温を測ると170と37.3度。

どちらも微妙だったのですが、放っておく訳にもいかず近所の病院に連絡しています。

近所の病院⇒ ♯7119⇒ 西和医療センター 恵王病院

 

診てもらえることになった恵王病院にたどり着くまでに、5度電話をしています。

最初の近所の病院に症状を伝えると、♯7119に電話するように指示がありました。

後で調べると、♯7119とは「救急車を呼ぶべきか」、「医療機関を受診したほうが良いのか」などについて、24時間365日いつでも看護師や相談員に相談することができる奈良県救急安心センター相談ダイヤルのことです。

相談ダイヤルに症状を伝えると、3つの病院を教えられその1つ西和医療センターに連絡したのですが、ここでも近所の病院や♯7119と同じようなやり取りをしています。

窓口の人が、医師に症状を伝えて確認を取っている様子でしたが、今日の当番は恵王病院なのでそちらに連絡してくださいとのこと。

「今日の当番!?」

この5分くらいのやり取りは、何やったん!?

しかも、バタバタしているのでと、しばらくして改めるように言われたので西和医療センターには2度電話をしています。

恵王病院でも症状を伝えると、今度は逆に西和医療センターに振られ、ここにたどり着くまでの経緯を説明してようやく受け入れてもらえる運びに・・・

ホント、ここまで来るのに一苦労です(-_-;)

それから、夜でも20分はかかる恵王病院に車を走らせました。

 

一人暮らしの叔父のケース

去年の年末のことです。

夜中0時に、電話が。

何事かなと思いつつ発信相手を確認すると、固定電話のスクリーンには40年近く姿を見ていない叔父の名前が・・・

マジ、怖すぎます。

恐る恐る受話器を取ると、どうやら体調が悪いようで父親に助けを求めてきたようです。

この人、父親の弟で現在80歳くらいの一人暮らし。

僕は、父方の親戚たちは嫌いなので疎遠にしていますが、皆近くに住んでいて父親は普通に付き合っているようです。

症状を聞けば、血圧が高くしんどいとのこと。

まあ、何十年も電話をしたことがない我が家にこんなに遅くに連絡するくらいなのですから、よっぽどしんどかったのでしょう。

とは言え、医療従事者でない僕が聞いてもどうすることもできません。

救急車を呼ぼうかと提案しても、救急車には抵抗があるようで嫌だというばかりです。

様子を見てもダメなら電話をくださいと一旦電話を切るも、30分後に再度電話があって同じターン。

結局、本人が救急車を呼ぶということで落ち着きました。

 

翌朝、叔父からお詫びの連絡がありました。

この頃には体調もずいぶんマシになっている様子でしたのでその後を聞くと、救急車を呼ぶもまさかの自宅待機だったそうです。

おそらく、一時的な血圧の上昇と救急隊員が判断したのでしょう。

朝まで、安静に寝ているように言われ、近くの病院に翌朝行けるようにと話を通してくれたそうです。

 

緊急対応ルートの有無でこの3例を読み解くと

この3例を比較すると、緊急対応ルートを確保していた母親は別として、確保していなかった父親と叔父とでも病院まで連れていける家族の存在の有無で明暗が分かれた結果となりました。

もし、叔父が病院まで連れて行ってくれる人がいれば、夜間でも父親のケースと同じ流れで病院で診てもらえたかもしれません。

では、一人暮らしの人は夜間の緊急時はどうすれば良いのか?

今回のケースは、「かかりつけ医」を勘違いしている叔父に問題があります。

一応、叔父には「かかりつけ医」の有無を聞いているのですが、天理にある高井病院との返答にどうすることもできなかったです。

確かに、高井病院は奈良県下でも評判の良い病院の1つには違いありませんが、夜でも車で40~50分かかる場所にあるので遠すぎます。

まだ、家族が連れていけるなら受け入れてくれるかもしれませんが、こんな時に機能しない病院を「かかりつけ医」とは言いません。

仮に、僕でしたら叔父の家から徒歩5分に開業医があるので、そこを「かかりつけ医」にして風邪や調子が悪い時はそこで診てもらうようにします。

前もって緊急時の相談をしておけば、開業医が判断して高井病院なり適切な病院に繋げて救急車を呼んでくれるでしょう。

 

適切な「かかりつけ医」を持つ意味

母親も、長らく奈良県立医大にかかっていましたが、緊急時は満床を理由に受け入れてもらえず場当たり的に他の病院に搬送されてきました。

持病を持つ母は、在宅で行われている点滴や諸々の医療処置の引継ぎなど、他の病院に搬送されると支障があります。

辛かったのは、大腿骨を骨折したとき。

このときも、奈良県立医大は受け入れてくれなかったです。。

案の定、救急車で搬送された病院は母親の持病がネックで手術ができず、しばらくのあいだ何の処置もされないまま痛みに耐えなければなりませんでした。

結局、10日後に奈良県立医大に転院することに・・・

高齢者の骨折は、いかに早くリハビリできるかがカギだと言うのに10日も無駄にされたら歩ける人も歩けなくなってしまいます。

 

緊急時に機能しない病院は「かかりつけ医」ではない

母親のケースも、肝心なときに機能しないという意味では、先ほどの叔父のケースと同じです。

当時は、僕も勉強不足で定期的に通院していた奈良県立医大が「かかりつけ医」だと思っていたので、母が入院するたび他の病院に振られて母も僕も消耗させられ続けられました。

このような経験から、もし親が現在かかっている病院があれば緊急時の受け入れについても相談して対策を講じておいた方が良いと思います。

遠距離介護をされている方も、緊急時のルートを確保できる「かかりつけ医」を持っていれば遠隔でも対処できると思いますので、今一度「かかりつけ医」について知識を深めてみてください。

 

おわりに

今回は、コロナ鍋に体調が悪くなった3人の事例から「かかりつけ医」と「緊急対応ルート」の重要性についてお話ししましたがいかがでしたか?

結局、父親は畑で草木にかぶれたか、虫に刺されたアレルギーだろうということで、炎症を抑える抗生物質を処方され2~3日で改善しています。

母親の方も、コロナ鍋での入院は不安でしたが1週間後に元気に帰ってきてくれて一安心です。

いざというとき、病院で診てもらえないことほど非情なことはありません。

今後、コロナや人口減によって医慮が今以上にひっ迫することも予想されるので、適切な「かかりつけ医」を持って備えをしておくことが大切です。

 

 

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ABOUT US

シンイチ
20年間、犬馬車のように結構まじめに働いてきた40代の元リーマン。 長らく会社勤めと在宅介護で消耗しきって、あえなく2年前に介護離職してしまいました。 介護は、それぞれの御家族にそれぞれの事情があります。 現代の社会問題に、このプログを通じて1人でもお役に立てれば嬉しいです。 長年、在宅介護をしている僕だからこそ、あなたに伝えたいメッセージがあります。