母が在宅で介護するようになってから、もうかれこれ7年経ちます。
そこで今回、これまでに購入して使ってみて「生活の一部になってなくてはならないもの」「母が喜んだもの」「便利だったもの」3つに分けていくつかグッズをご紹介したいと思います。

よべーる100を選んだ理由
アイキャッチ画像のベッドにくくりつけてるのは、一言で言うと自宅ナースコールです。
光と音のアラームで呼び出しを知らせしてくれます。
送信機のボタンを押すと、受信機のランプが点き、アラームが鳴ります。
6年前、まだ僕は2階の部屋で寝ていましたので1階で寝ている母に、夜中何かあった時のためにと購入しました。
月日とともに使用頻度も高まり、現在は母の隣の部屋で寝ていますが、今やなくてはならないアイテムの一つになりました。
一旦眠りにつくと、なかなか起きない僕でも大丈夫です。

送信機2つあるので以前は、もう一つはトイレに置いてありました。
母が骨折する一昨年までこのように取り付けていました。
カバーも付いていますので、お風呂でも大丈夫です。

蓄電湯たんぽを選んだ理由
この蓄電タイプの湯たんぽを選んだのは、湯たんぽのネットランキングで上位だったからです。
2年前に購入していましたが、冬は入退院を繰り返していましたので、使用頻度が少なくあまり活躍していませんでした。 その分、今年はバリバリに使っています。
うちの家は昔風の日本家屋で夏は風通しがよく涼しいのですが、冬はとにかく寒い・・ 極寒の家なんです。
それに母はエアコンを点けたがらず、昔から灯油ストーブとこたつ、あとは家でもダウンを着込んで上着で調節していました(笑)
感想は、レンジで温めるタイプだと結構重量があるので、軽いのは助かりますね。
それに短時間の蓄電で繰り返し使えますし、低温やけどの心配がないのもとてもグーです。
母はいつもお腹の上においてその上に両手を乗せて寝ています。
相当気に入っているように思います。

冷たい点滴を体内に入れると体温が下がるので、買い物袋の中に蓄電式湯たんぽを吊るして輸液を温めたりもしています。

ケアマネジャーのオススメ。
オスカーは、上記9つの特性を備えた高機能エアマットレスです。
大腿骨骨折時の半年入院していた頃は、母は寝返りが打てず看護師さんに体位交換をしていただいていました。
在宅で介護するとなると床ずれ防止するために、僕が2~3時間おきに24時間、体位変換を行わなければならならないと覚悟していましたがやらなくて済んで良かったです。
夜中オムツ交換以外に起きなくても済むので母にも、僕にとってもストレス軽減になっているはずです。
全自動で体位変換をしてくれるので、さまざまな身体の状況の利用者に対応できると思います。
介護レンタルで導入してから早や一年経ちますが、生活必需品で無くてはならない存在です。

セラミックヒーターを選んだ理由
まだ母が歩いてトイレに行っていた頃、3~4年前に購入したものです。
一番のお気に入りは、センサー付きで操作しなくても人の動きで電源がON、OFFになるところがいいですね。
それに感知してから温風がでるまでのタイムラグがないので、すぐに暖かくなるところも気に入っています。
よくお年寄りがトイレで倒れていたという話は耳にしますが、寒さが致命傷になってはいけないと思い安全重視で探した一品です。
この商品は完売しているようですが、類似機能のセラミックヒーターはあると思います。


①浴槽にセットしたバスボードに腰かけます。 ②手すりをしっかり握り、体の向きを変えます。 ③両足が浴槽に入ったら、移動してゆっくり体を沈めます。
母の左胸上の方にCVポートが埋め込まれていますので、看護師の方から点滴をする際、作業しやすいように服は前開きのものにして欲しいと言われています。
脱着もボタンではなくマジックテープ式やファスナーだと非常に楽ですので、前開きのマジックテープ式の肌着やユニクロのフリースは重宝しています。
今期のユニクロのフリースは、数年前の物に比べ生地が薄くふかふか感も落ちた印象でしたので、僕の分は購入しませんでしたが、母が自宅で使用するにはぴったり良い感じでしたので2着購入してフル活用しています。
嬉しいお値段ですし、肌触りもよく、なにより母が喜んでくれましたので良い買い物でした。
今回、「なくてはならないもの」「母が喜んだもの」「便利だったもの」3つに分けてご紹介しましたが、状況にあったものをできればお安く手に入れたいと僕は思っています。
そのうえで、介護グッズや便利な用品を上手く活用すれば、介護の負担を軽減できたり、生活の質を上げることができるのではないでしょうか。
呼び出し音:約20秒間
無線到達距離:約50メートル (直線見通し)
送信機:2個付き