入院のお見舞いに持っていくお品。
何がいいのか、どんなものが喜ばれるのか悩まれる方もいるかもしれません。
そんな方に、入退院を繰り返す母を持つ僕が、いただいて嬉しいお見舞い品ランキングを紹介しますので購入を迷われている方はぜひ参考にしてください。
目次
10位 クオカード
母が、まだ目が不自由でなかった頃に、叔父からテレビカードやテレカをよくいただいていました。
携帯電話が、そんなに普及していなかった頃なのでテレカは入院する必需品だったこともあります。
今だと、クオカードですかね。

コンビニが入っている病院も多いので「コンビニで好きなもの買ってください」と添えておくと良いでしょう。
これらのカード類は、相手に気を遣わせると思う間柄や、頻繁に交流のない人には適しませんが近し人だとアリだと思います。
それに内心、絶対に喜ばれるモノです。
僕もいただきたいもの断トツ1位ですが、一般向きではないので10位にしておきます。
9位 神社のお守り
実用的なものを好む僕でも、神社の病気平癒のおまもりは嬉しいものです。
わざわざ、神社まで買いに行ってくれるその気持ちが嬉しいですよね。

ただ、宗教が絡んでくるので親密でない場合は避けた方が無難かも。
そんなときは、風水グッズやパワーストーンのような縁起物がおすすめです。
たとえば、「無事帰る」「福が来る」にひっかけたカエルやフクロウのぬいぐるみや四葉のクローバーの小物でも良いかと。
幸運を引き寄せる縁起グッズは、当たり障りなく喜ばれる方が多いと思います。
8位 タオル
フェイスタオル、ハンドタオルはあらゆる場面で使われる万能ギフト。
もちろん、入院のお見舞い品としても最適です。
品質の高いタオルは、吸水も肌触りも使い心地が良くテンション上がりますよね。
また、介護度が高い患者さんだとバスタオルもおすすめです。
バスタオルは、入浴以外にもベッドや枕に敷いて使うなど様々な用途にも使えます。
7位 果物
お見舞い品と言えば、果物を思い浮かべる人も多いはず。
お見舞い品の定番の果物ですが、日持ちしない、包丁が必要、片付けが面倒、見舞う人が食べれる状態なのかなどなど考え合わせると、お値段が張る割には歓迎されなさそうな気がします。
余ったら保存にも困りますし・・・
カットフルーツという手もありますが、食事制限の有無は確認しておいた方がいいでしょう。
カットフルーツだけでは、金額的に物足りない方は先程のお守りと組み合わせてもいいと思います。
6位 パジャマ、カーディガンなど衣服類
入退院が多く、家族が持ち帰って洗濯しなければならないご家庭だとパジャマはとても有り難いです。
我が家も従妹からいただいたのですが、いただいたその日からヘビーローテーションです(笑)
パジャマに限らず、介護用の衣類は割高なのでめちゃめちゃ助かります。
また、カーディガンなんかも実用的なお見舞い品です。
病院は、冬でもしっかり暖房が入っているので暑いくらいなのですが、反対に夏は冷房が効きすぎて肌寒かったりするので、ちょっと寒い時に使える小さいブランケットも良いかと思います。
5位 お菓子
和菓子や洋菓子、それにチョコレートなどは長く保存できるものが多いので、入院生活が長い方へのお見舞いにも適しています。
お菓子をお見舞い品にする際の注意点は、大部屋なら音を立てずに食べられるもの。
高齢者だと、咀嚼(そしゃく)しやすく食べやすいものにしておきましょう。
最中(もなか)やビスケットなど、口の中でへばりついたり、もごもごもしやすい類は避けた方が無難かもしれませんね。
お見舞いに来てくれる他の方にも振る舞うことができるように、ひとつひとつ個包装になっているものを選んであげてください。
4位 ペットボトルや紙パックのお茶
今どきは、どの病院にも各病棟のデイルームにお茶機が備え付けられてありますが、実は病院のお茶ってあまりおいしくないんですよね。
どこの病院も、玄米茶なのか麦茶なのか分らない、そもそもお茶の色からしておいしくなさそうな茶色をしていることが多いです(^_^;)
このような入院事情があるので、ペットボトルや紙パックのお茶は重宝されると思います。
ペットボトルだと、倒したり落としてしまっても安心ですしね。
できれば、飲み切りサイズの小さいものが良いでしょう。
もちろん粉末状の緑茶や緑茶のレモンティーなんかも、マグカップ1つで手軽に飲めるのでおすすめです。
3位 プリザードフラワー
お花が、お見舞い品の定番だったのはひと昔前。
香りや花粉のこともあるので、生花をお断りしている病院もあるようなのか病室でもあまり見かけなくなりました。
今は、プリザードフラワーがお見舞い品として人気があるそうです。
ドライフラワーと違って色鮮やかですし、水替えや生ける花瓶も必要ないのでお花の扱いに慣れていない男子でもいつでも綺麗に飾っておくことができるので喜ばれると思います。
まあ、他のものに比べて割高感は否めませんが・・・(-_-;)
特に、見舞う方が女性だと、気持ちが落ち込んでいるときに見ているだけでも元気が出ると思うので入院中のお見舞いにはピッタリですね。
2位 飲むフルーツゼリー
ゼリーは、柔らかくて消化にも良く日持ちするのでお見舞い品の鉄板ですが、飲むタイプのゼリーもおすすめです。
母が、大腸がんの手術をしたときのことなので20年以上前になります。
10時間を超える手術のあと、食べられる状態ではなかったので高カロリーゼリーで栄養補給していたことがありました。
退院したあとも、しばらくは食欲がなくウィダーや飲むタイプの果汁ゼリーに頼っています。
入院中は、術後の食欲低下などで食欲がわかないこともありがちです。
こんなときに、手軽に栄養補給ができる飲むタイプのゼリーは喜ばれると思います。
1位 ご飯のお供
食事制限が無い方や、ケガで入院されている方の中には売店で飢えをしのいでいる人も多いはず。
察しのとおり、病院食はあまりおいしくはありません。
好みにもよりますが、味付けも薄いですしね。
このような諸事情で、ご飯のすすむご飯のお供は感謝されること請け合いです。
鮭フレーク、納豆、海苔の佃煮、それにお漬物セットなんかもいいんじゃないかと。
また、病院によっては朝食にご飯orパンどちらか選べるところもあるのでジャムなどパンのお供もおすすめです。
おわりに
僕の感覚で、お見舞い品ランキングをつけさせていただきましたがいかがでしたか?
お見舞い品で注意すべきことは、軽量かつ荷物にならないこと。
見舞う人に配慮することを怠らないことです。
良かれと思ったお品が、実は縁起が悪かった!
なんてこともありがちです。
実は、パジャマが「寝付く(根付く)」で、入院生活を長引かせることを連想させる縁起の良くないものだということを知りませんでした。
僕は、何着あっても役立つものなので気にならないのですが、気にされる方もいると思うので事前に確認しておいた方が良いでしょう。
それにしても、食べ物か日常生活の実用的なものばかりで恐縮です( TДT)ゴメンヨー