介護はやったものしか分からないとよく言いますが、本当にその通りだと思います。
毎日、家で親の介護をしていると「息が詰まる」「手詰まり感」みたいな感情が沸いてくることがあります。
「いつなるとも分からない腸閉塞の不安」、「毎日の食事と下の世話」、「まとまった睡眠がとれない」、「自分の時間が持てない」、「お金の不安」等々、本当に在宅介護は大変です。
1年前まで会社組織でたくさんの人と接していた生活をしていたのに、今では自宅での生活が全てになってしまいました。軽い引き籠りです。
会社勤めをしながらの在宅介護もキツかったですが、まだ仕事をしている間だけでも気が紛れます。
今まで孤独に耐える精神力は、必要になったことがありませんでしたので持ち合わせていませんし、働き盛りの歳なのにいきなり修行僧のような心境にもなれません。
僕のように将来が見えないと言うより出口の見えない不安で、将来を思い描けない方も多いのではないでしょうか?
少し突拍子もないことかもしれませんが以前、健康番組で体力づくりをするには脳と筋肉をだませという内容のものを観たことがあって大変参考になりました。
新しいことが続かず三日坊主になる原因は、新しいことをするストレスに対して行動を制御するブレーキ役の脳ポリスが、身体に無理をさせないように本人の知らぬ間にブレーキをかけてしまうからだそうです。
ただ脳ポリスは騙されやすいらしく同じトレーニングでもテレビを観ながらするのとしないのとではストレス度が全く違う実験結果がでていました。
当然テレビを観ながらの方が時間も短く感じられ、しんどい思いも半減していました。
つまり他に集中できることと組み合わせれば、脳は錯覚させられる!
理屈が分かればこれは応用できます。
僕でしたら毎朝起床時に、骨粗しょう症の注射をすることから始まる30分のルーテーン、それに週に2回のストーマ装具の交換や週1の薬の一包化は1時間かかるとても面倒な作業です。
やらなければならないと思うだけでストレスです。
ただ母が生活するうえで必要なことですので趣味やランニングのように始めてみたものの挫折するなんてことはゆるされません。
なので、面倒なことでも脳が気付かずに作業を行うことができれば、普段の生活に紛れ込ませ習慣にしてしまうことも可能ではないでしょうか?
僕もまだまだ手探りで日々過ごしていますが、現在の趣味や気分転換をご紹介いたしますので参考にしてみてください。
ラジオNIKKEI第2は、平日の8時から23時まで、全国からどこからでも無料で聴けるラジオ局です。
邦楽、洋楽はもちろん現在流行っている曲から懐メロまで、時間中ノンストップで音楽が流れています。
しかもラジオなのでもちろんタダ!!
スマホでラジコを活用することを覚えた僕は、母の面倒で時間のかかる作業には、音楽をかける事は欠かしません。
最近、竹内まりあさんの『駅』がラジオから流れてきて遅ればせながら歌詞に猛烈に感動。
今、ハマっています。
竹内まりあさんが名曲を連発されていた1980年~1990年代、僕の青春真っ只中。
この頃、竹内さんはすでに大人の歌を歌われていたので世代のズレなのか当時はピントきませんでした。
時代は空前のバンドブームで僕もご多忙に漏れず、ジュンスカ、米米CLUB、BOØWY、ブルーハーツに熱中していました。
今改めて竹内まりあさんの曲、ユーチューブでチェックしてみると
シングル・アゲイン 純愛ラプソディー 告白
ゲンキを出して マンハッタン・キス
September 今夜はHearty Party 色・ホワイトブレンド
等々
曲名と歌が一致しないものもありますが、歌を聞けば皆知っています。
名曲ぞろいですね。
特に、歌詞にキムタクが登場する『今夜はHearty Party』は当時かなり話題になっていましたので覚えています。
今、改めて曲を聴くとテンポが良くて流れるような美しいメロディ。
不倫を思わせる曲が多いように感じますが、歌詞のように思ってくれる女性がそばにいたらと思わず妄想してしまいます(笑)
しかもポジティブシンキング、素敵な女性を連想せずにはいられません。
ところで竹内まりあさん、最近あまり聞かないのでどうされているのか、気になって調べてみました。
ご実家の旅館の再建に力を注がれているみたいで、お忙しそうで良かったです。
25年前玉造温泉に宿泊した際、出雲大社に参拝したことがありました。
竹内まりあさんのご実家がすぐそばにあって地元でも有名な美人4姉妹だとバスガイドさんが案内していたのでその旅館を見に行ったことを記憶しています。
聴きたくなった頃に現在の歌が聴けないのは残念ですね。
先日、紅白出場される方が発表されていましたが紅白に出られたらぜひ観てみたいと思うアーティストの一人になりました。
ネットには、夫の山下達郎さんが「大晦日は家族揃って過ごしたい」との方針から過去に出場を辞退された経緯があるとかないとか。
こればっかりは仕方ないですね。僕だって年末年始は働きたくありませんし。
日頃の運動不足を解消すべく週1回ですが、かれこれ20年以上プールに通っています。
会社辞めてから始めたことではありませんが、短時間でリフレッシュできるのでお勧めです。
泳げない人でも大丈夫です。
僕も数年前からほとんど泳いでいません。
いつの間にか、1番端のレーンでお年寄りに混じって歩いています。
僕は、ひどい肩こり症なのでプールで大きく腕を振って歩くだけでも大いに緩和されています。
そのあと、長時間のサウナで汗いっぱい出して体の毒素全部出しきってリフレッシュしています。
程よい疲労感で熟睡できますよ。
会社辞める少し前から自転車で長距離走ることを始めました。
自転車で1番遠いところに行ったのは紀州、九度山です。
写真の日付を見るとちょうど1年前、昨年の大河ドラマ真田丸が終了寸前ぎりぎりでした。
実は、三谷幸喜さんの作品ちょっと苦手です。
何気ないセリフに登場人物の感情や笑いがあり、お好きな方はそれが魅力なのでしょうが・・
でも、生きるか死ぬかの戦国の世にそんなものいらない。
真田丸、始まる前から悪い予想はしていましたがやはりそれなりでした。
緊張感のない世界観。
あえて例えたい、息の抜けたサイダーだったと。
パロディなのかもしれませんが、歴史好きからすると物足りなかったです。
真田太平記がインパクト強すぎてどうしても比較してしまいます。
今年お亡くなりになった渡瀬恒彦さん、若かりし頃の草刈正雄さん、それに真田昌幸役の丹波哲郎さん。
紺野美沙子さんの透き通るような美しさ、出演者はそうそうたる顔ぶれで華やかでした。
特に遥くららさんに惚れました(笑)
丹波哲郎さんの独特の世界観、やっぱり強烈です。
真田丸で草刈さん演じる昌幸が、丹波さんの雰囲気にどこか似ている気がしていました。
その後、草刈さんがインタビューでスタジオのどこかに丹波さんが降りてきてすごく助けてくれている気がしているとお答えになっていたのを観て
大霊界から?
って、テレビに向かってツッコミ入れてしまいました。
この作品のあと、草刈正雄さん再ブレークされていますね。僕も応援しています。
草刈さんの昌幸役には、30年の時を経て幸村から昌幸、子から父親役に数奇な巡りあわせが期待大で楽しみの1つでした
その意味では非常に満足でした。
真田昌幸の墓も見てきました。
僕は、幸村も好きですが親の昌幸も大好きな武将です。
7歳の時に武田信玄のもとに人質として送られ、才能を見いだされ信玄から「我が眼」と言わしめた話はあまりにも有名ですね。
信玄の身の回りの世話をしながら武田の幹部候補生として教育を受けたらしいので、言うなれば「孫子マスター」理詰めの信玄のDNAを受け継いだひとりです。
どうりで戦が強いはずです。
弱小が戦国を生き抜くためにあらがってもがいたからこそ、その生き方が時代を超えて現在も光輝いているのではないかと・・
やばい・・・。
夜中なのに書きながら、思いを馳せるとモチベーション上がってキタァァァァ!!!!
また眠れなくなります(笑)
ちなみに走行距離往復80kmは超えていたと思います。
数日前に思い立って、道だけはチェックしたものの我ながら計画性のなさに途中で後悔しまくりでした。
まだ自転車の長距離慣れていない頃でお股は痛いわ、しんどすぎて死ぬかと思いました。
自転車は、自分のペースで走れますし、興味ある場所まで目標を作って足をのばしてみるのも良い気分転換になりますよ。
会社勤めしていた頃、長年日本経済新聞を購読していました。
平日は通勤途中に一面をさっと流すぐらいで、あとはカバンに差し込んだままのアクセサリーのようなものでしたが、もったいないので休日に一週間分を読んでいました。
とりわけ土曜版に別冊で入る「プラス1」に面白い記事がたくさんあって楽しみでした。
健康、料理、家計、マナー、子育てなど、暮らしに役立つ記事や独自取材に基づいた何でもランキングは視点もユニークで何よりも紙面のレイアウトがきれいでいつも感心していました。
今、手元に残っていた2015年11月21(土)版にはクリスマスツリーの名所に行こうと題して東西ランキングが特集してあります。
もうすぐクリスマスですが、2年前のクリスマスの名所の記事を改めて読むのもいいですね。
2位 東京ミッドタウン
ミッドタウン・クリスマス2015
3位 軽井沢高原教会
聖なる森のクリスマス
4位 丸の内ブライトクリスマス2015
5位 はこだてクリスマスファンタジー
紙面の写真もカラーできれいですし、眺めているだけでも行った気分にさせてくれます。
簡単そうですぐに、できそうな記事がたくさんあるのも魅力ですね。
実際に実践したものもあります。
財布の断捨離30分で!こんな感じのお題だったと思いますが、はっきり覚えていなくてすいません。財布にまつわる記事でした。
お金がたまる財布管理術のポイントや電子マネーの活用方法など、なるほどを3回言ってしまう内容でした。
僕は記事をもとにスーツの内ポケットに収まるため、カードを最小限に絞ったスタイリッシュな財布と、従来の財布はカバンに入れておくようにして2つに分けました。
財布を見れば、持ち主のお金に対する価値観がわかるとよく言われますが、家計管理が苦手な人は財布がすっきりしていない理由もよくわかりました。
そんな目でみるとおもしろいですね。
会社のダメダメ部下の財布はごちゃごちゃ、パンパンでまるでビックマックのようでした(笑)
数年前に、わが家に食洗器を導入したのも日経の記事がきっかけでした。
男性筆者が10年程前に、ビルトインタイプの食洗機を備え付けられたご自宅を購入したのに未だに使用せず放置されていたらしいのですが、今一度食洗器の利便性を考え直すと言った内容だったと思います。
もちろん記事には収納スペース、電気代、音の静けさなど現在の最新機種の比較もされていました。
食洗器って便利ですよね。
いざ、使いだすと無くては生きていけないヘビーユーザーになってしまいました。
その他にも女性のための女性目線の記事や子供と一緒に読めるようなコーナーもあって楽しめると思います。
土曜日の日経は新聞も分厚くて得した気分になれますのでコンビニなどでお求めになるのもお値打ちだと思います。
介護をしているとイライラすることは多いと思います。
もちろんストレスをためないことが長く続ける条件だと分かってはいますが、なかなかそう簡単にはいかないのが現実です。
何か仕事にも共通していますよね。
息抜きや気分転換の方法は人それぞれ違いますが、熱中できる趣味があるのと無いのとでは全く違った介護生活に感じられるかもしれません。
そのためには、まず自分の時間を作ることが大切ではないでしょうか?
1人で抱え込まずに、デイサービスなど使えるものは利用して自分の時間を作り出す工夫から始めてみるのも一考です。
僕自身のためにも、母のためにもゆとりある生活になるよう工夫していかないといけないと思っています。
良いアイデア思いつきましたら、またご紹介させていただきます。
今回も最後までお付き合いしていただきましてありがとうございました。
2位 ハウステンボス
「光の王国」
3位 金箔雪吊り
4位 新梅田シティドイツ・クリスマス
マーケット大阪2015
5位 ラグナシア(愛知県)