突然ですが、フライパンの油よごれをひと拭きできれいにする方法をご存じですか!?
正解は、尿とりパッドです。
要らなくなった尿取りパッドや紙おむつ、捨てられずに自宅に眠らせている方もおられると思います。
そこで今回は、尿とりパッドですぐに実践できる活用方法をご紹介したいと思いますので、ぜひ参考にしてください。
目次
厄介な油の処理
尿とりパッドは、油の吸収も抜群。
尿より油の方が相性が良いのでは?と思うほど油を綺麗に吸い取ってくれます。
こんなにポテンシャルが高いお品を、使わない手はありません。
フライパンのお手入れ
フライパンの油の処理を、面倒すぎると感じるのは僕だけではないと思います。
アイキャッチ画像のフライパンは、油とトマトケチャップが付着しているお手入れの厄介な汚れですが、ひと拭きでこんなにきれいに落としてくれます。
また、フライパンに残る少量の油であれば、お惣菜の食品トレーに尿取りパッドを敷いてダイレクトに注げるので簡単に油の処理が可能です。
油の量に応じて尿とりパッドもカットすれば、より経済的。
ちなみに、我が家で使用している尿取りパッドの価格は1枚19円。
3等分にカットすれば、1枚当たり約6.3円になります。
キッチンペーパーでも1枚2~3円はするので、油の量にもよりますが尿とりパッドの方がお手入れが楽にできるので便利です。
使用済みの廃油の処理
揚げ物をすると、使い終わった油の処理が厄介ですよね。
天ぷらが好きなのに、油の処理を考えるとなかなか手が出せない方もおられると思います。
尿とりパッドを切って牛乳パックに詰めて、その中に油を流し込めば捨てやすく手も汚れません。
凝固剤や油吸収パットは、価格が結構高いので尿とりパッドの方が断然お得です。
これで心置きなく天ぷらできますね。
エンジンオイルの廃棄
昔、車や原付バイクのエンジンオイルの交換を自分でしていました。
新しいオイルに交換すると、当然手元に汚れたオイルが残ります。
この廃オイルの処分も、尿とりパッドをつめた牛乳パックでスッキリ解決です。
簡易トイレに代用する
皆さんの中に、渋滞している車中で尿意や便意を催して我慢した経験をした人もいるはず。
そんな緊急時も、尿とりパッドとレジ袋があればその場をしのげます。

また、災害時に断水になってトイレが使えなくなったときも、段ボール箱やごみ箱に尿取りパッドを敷き詰めれば一時的な簡易トイレになります。
緊急時のアイスノンや使い捨ての保冷剤
尿とりパッドに、水を含ませて冷凍するとアイスノンや保冷剤に早変わり!
元々、保冷材の材料にも尿取りパッドと同じ高吸水性ポリマーが使われているので手作りの保冷材が作れるワケです。
保冷材の成分の98%は水なので、水をたくさん含ませるのがコツになります。
予期しない発熱時や、バーベキューなど保冷剤が大量に必要になったりしたときにも、新たに保冷材を買い足さなくて済むので便利ですね。
おう吐対策
レジ袋の中に尿取りパッドを適量詰めれば、嘔吐対策に使えて便利です。
母が、腸閉塞になったとき何度も嘔吐を経験しています。
ベッド上でも病院に連れていく車中でも、レジ袋と尿とりパッドがあれば汚す心配もありませんし後片付けも楽ですよね。
髪の毛の清拭
寝たきりの介護で困るのが、ベッド上での清拭です。
尿取りパッドではありませんが、紙おむつを使うと画像のようにベッド上でシャンプーもできます。
紙おむつ2枚を重ねれば、2リットルのすすぎは楽勝です。
褥瘡の手当て
母の褥瘡(じょくそう)の手当てに、ボトルシャワーで傷口を洗い流しています。
結構な水量なのですが、尿とりパッドで受けるとこぼしてベッドを濡らす心配がありません。

褥瘡(じょくそう)がひどくなってしまい、患部がじゅくじゅくのときは患部に尿とりパッドを当ててガーゼ代わりに使ったこともあります。
こうすることによって、患部の水分を尿取りパッドが吸収してくれるので上手に処置ができます。
生理用品の代用
訪問看護師さんの娘さんが、寝る前は生理用ナプキン代わりに尿とりパッドを使っていると言っておられました。
旅行の時でも、携帯している愛用ぶりだそうです。

反対に、生理用ナプキンを尿とりパッドの代用としてお使いの方もいるようですが、ナプキンは尿を吸収できないので逆はNGみたいですね。
傘立ての底に敷く
傘立ての底に、尿とりパッドの防水シート側を下にして敷いておくと、傘の雨水を全て吸い取ってくれて水浸しにならずに済みます。
雨の日でも、玄関が水浸しにならずにスッキリですね。
拭き掃除
こぼした大量の水でも、瞬時に吸収してくれます。
また、お酢を薄めたスプレーで吹きかけてお掃除する際、尿取りパッドで拭き取ってそのまま捨てれるので便利です。

アルコールを使っても良いかもしれませんね。
フリマアプリに出品する
フリマアプリに出品して、お金に換えるのも1つの手段です。
検索すると、たくさんの方が出品されています。

ただ、尿取りパッドはかさが高いので送料に持っていかれる分、あまり利益が残らないかもしれませんね。
おわりに
今回は、要らなくなった尿取りパッドの活用方法についてでしたがいかがでしたか?
尿取りパッドは、介護には欠かせない神アイテムですが意外と便利グッズにもなるので処分に困ったらいろいろ試してみてください。